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340号(2023年7月26日発行)


2023 年度サピエ研修会のご報告

S.K、T.M

  サピエ図書館は読書が困難な方のための国内最大のインターネット図書館です。
  毎年2名ずつ交替で研修会に参加しています。今年は昨年のオンラインに加えて、会場参加もOK になりました。7 月6 日〜7 日、「サピエ図書館と公共図書館の連携」 「デイジーデータ製作基準改訂」などさまざまなプログラムが行われ、合計280 名が参加しました。
  7月7日点訳委員会のプログラムにS、T2名がオンラインで参加しました。「サピエ図書館」登録点字文書製作基準(2022 年4月)を中心にお話がありました。

  1. 改訂に当たり初めて日本点字表記法と専門書について触れました。『点訳のてび き第4版』は一般書向けで専門書はそれぞれのマニュアルによります。学習参 考書の充実はもちろん、音楽や囲碁・将棋の愛好者も多く、色々なジャンルの 点字本が広がっていくことが望まれます。
  2. 点字本1巻は50〜80枚(100〜160 ページ)程度です。それ以上だとバイン ダーに 負荷がかかりますのでバインダーが耐えられる分量で判断して下さい。
    ★会では80枚までを厳守しています。
  3. 完成期日はベストセラー等話題性の高い図書は6か月以内、それ以外は1 年以内 が目途です。期日が到来しているものは少しでも早く完成できるようにして下さい。
  4. 「点訳問題集1改訂版」が2023 年3月に発行されました。『点訳のてびき第4 版』に対応し、掲載順序が変わり用例が増えています。墨字版はPDFデータ を全視情協のHPに、点字版(解答編)はサピエ図書館にアップ済みです。
    ★会では問題・解答ともにダウンロード済みです。 初心にかえって勉強したい方にも最適の教材です。

初めての参加で、点訳本1巻の枚数も改めてよく分かりました。馴染みのないグラ フィックや楽譜、漢点字にも触れられ、とても新鮮でした。そしてサピエは大きな共 有財産とのお話に、必要とされているのが伝わってきました。また事前に六星会の 方々とZoomの練習をしたので、焦らずスムーズに入る事ができて良かったです。 ありがとうございました。(T)

 




私の一言
「海の日・山の日」



  • 真夏の登山の思い出。白山に登山した時、万年雪に缶詰めの小豆をかけて食べた事。汗ばんだ体には至福の味!でした。(さ)


  • 山よりも海が好きです。一番感動した海は、20年前に行った西表島の星砂海岸。浅瀬に色とりどりの熱帯魚。クマノミもいました!(お)

  • 山といえば、やはり日本一の富士山。浮世絵や絵葉書の富士山の姿を見るだけで、うれしい気持ちになります。アウトドアは苦手 なので、もっぱら眺めるだけですが。(お)







今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報400・401号 9部
  • ぽけっと7月号 9部
  • ぷらざ通信7月号 9部
  • くおん100号 9部
  • 基幹センターだより10 号 16部
  • エンジョイ北区8・9月 号 12部
  • きたふくし173号 13部
  • 体験ボランティア資料 1部
  • 触読資料 1部
  • 会報(六星会だより)339号 14部
活動

  • サピエ研修会 7日

  • 図書館活動区民の会 ユニバーサル部会 9日、 役員会 15日

  • 自販機点字シール貼り替え(中央図書館・滝野川会館・北とぴあ・北療育医療センター)  



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