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332号(2022年11月30日発行) 点字で【六星会福祉センタークラス】


 

 

「点訳書制作の共通理解事項」

<六星会版点訳書凡例サンプルを作成しました>
過去の点訳例からピックアップしました。原本によってケースバイケースなので参考として利用してください。凡例が2項目以上ある場合は番号をつけてください。 項目ごとに行あけする必要はありません。BESXのデータはボランティア室のパソコンに貼り付けてあります。点訳・校正で迷ったときは、相談してください。

<カギか? カッコか?>
原文を機械的に形で対応させるのではなく、意味・用法を考えて使います。<・・・>[・・・]などは意味の上からカッコ(・・・)になることもあります。カギ類は会話文・引用文・強意・強調に用います。(てびきP104)カッコ類は原則として注釈的説明に用います。(同P106)コラム23 カギか?カッコか?(同P109)も参考になります。


「点訳奉仕員指導者養成講習会」受講中

S.C

  講習会は20回のうち12回目が終了しました。今年はコロナもあって数回はZOOMでの受講でした。今のところは欠席することもなく受講できています。前半は音訳の方々と一緒に概論を学び、現在は6 名の点訳仲間と点訳専門コースです。概論では、視覚障害についての理解を深め、福祉法・著作権などの法律を学びました。興味深かったのは「合理的配慮」の概念と多く関わるであろう「著作権」でした。
  専門コースでは、点訳の技術ではなく、なにをどう伝えるか、伝えるための基礎をご指導いただいています。 たとえば・・・文法などは学校を卒業するつどお返ししてきましたので、授業についていくのに、バタバタしました。また理科の実験の場面では、どう工夫し表現するかを体験することができました。
  そして、点訳出版の実際を講習会場の日本視覚障害者センターで見学することもできました。この見学では10日間ほどで入力・校正・修正・プリント・仕上げ・出荷までが行われるとのことでした。レイアウト・省略する部分、入札金額とのバランスなど、プロの仕事というものを実感させられました。
  様々な分野のポイントをご指導いただきましたが、講師の方々からも「現在は触読者よりも点訳ボランティアの人数が多くなりました。また、触読者も年々減少傾向です」という言葉がありました。でも「点訳が不要」ということではなく、講義が進むたびに、より専門性を求められる時期に来ているのではないかと感じています。



お知らせ

  1. ★北区障害者作品展
    今年の障害者作品展は、オンラインでの実施となりました。各施設・団体の作品が12月3日より1年間北区のホームページで公開されます。 なお、「平和を願い、未来へつなぐ」をテーマにした共同作品はホームページの他、 12月3日から23日まで館内にも展示されます。


  2. ★点字用紙リサイクル品販売
    障害者基幹相談支援センター(2階)では毎年点字用紙をリサイクルして作ったしおり、 カレンダー、ポチ袋などを販売していますが、 今年も12月5日(月)から24日(土)の間、販売します。(第1・3土曜日、日曜は休み)






今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報384・385号 9部
  • ぽけっと11月号 9部
  • ぷらざ通信11月号 9部
  • エンジョイ北区12・1月号 12部
  • きたふくし169号 14部
  • エコー広場かわら12月号 5部
  • 会報(六星会だより)331号 15部
  • 個人依頼 1件
活動
  • 点訳者養成初心者講座手伝い 5回

  • 中央図書館・滝野川会館・北とぴあ・北療育医療センター  自販機タックシール貼り直し



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