I・S さん JR上野駅公園口から右手西洋美術館、左手文化会館を動物園方面へ。噴水広場カフェ通りを過ぎ、左側にレンガ作りの東京都美術館建物。インパクトのある、前にまん丸いおっきな球体。エスカレーターで下り玄関に入ります。ここの美術館では一年を通して国内外の展示が充実しています。昨年ゴッホ、今年春はフェルメール、5月ストックホルム美術館展など。その公開中に休館日となる1日を「障害者のための特別観賞会」としています。文字通り普段では足の遠のく美術館行く?と思われるかも。私も見えないけれど、1点1点、実に深く想像して観賞してきます。車椅子ユーザーや盲導犬ユーザー、ヘルパーさん同行、様々に普通にゆっくりゆったりと観賞出来ていると思っています。リピーターとなった理由の一つに参加は申込制ですが(通うようになったのはいつ頃かはっきり覚えてないのですが)館内を私の眼になって説明していただける「とびラー」と呼ばれるスタッフの方(主に同世代)を希望することが出来るのです。絵画・造形物なんでも質問攻め、そして感想をお互いにその場でキャッチボール。こういう出会いがとっても楽しいです。あっちでわーっ、こっちでペちゃくちゃ、あーだこーだと絶対に通常ならつまみ出されてるでしょうね。休憩をはさみ、再度思い入れのある物に また会いに行ったり。自分のペースで名品や巨匠達の作品に向かい合えるのがステキです。 様々な場面で大勢のボランティアに支えられてありがたく感謝と温かい気持ちになります。 今回、Iさんの触読の手伝 いをしているSさんがご一緒しました。 「絵の大きさや色合いの 説明で新発見 がたくさんありました。」(S) |
ご報告 Y.K 7月7日オンライン形式での「サピエ研修会」に今井、沖2名で参加しました。 研修内容はサピエシステムの技術的なお知らせ、サピエの現在の取り組み、 今後の目標等でした。例を挙げますと、多様なニーズに応える「アクセシブルな書籍」をめざすこと、 くわえて出版前にデータを提供してもらい紙の本と同時の利用を進めていること、 また、パソコンや専用機器を使いこなせない人が簡単に操作できるAIスピーカーによる サピエ図書館の利用など、利用者がより一層便利に使えるような形を目指していきたいと いうようなお話でした。 今回の研修資料の一部は全視情協のホームページの 「サピエいろいろ」に公開されています。 またサピエ図書館のPR動画も見られます。私たちもアップしているサピエのデータが、 どのように読者に届けられるかよく分かりますので、是非チェックしてみてください。 |
はじめての点訳〜 「ジャム! プリンセスのひとさしゆび」 ユズハチ著 〜 T.W 200ページ程の小学生向けの、女の子と魔法使いのプリンセスとその世界の物語。 ・・・っ?!や〜っ・・・!!など、イマドキの表現方法に戸惑いながら一年かけて打ち終わりました。 やっと読み合わせ!と喜んだのも束の間、数ページ進んで何度目かの緊急事態宣言。 その後、再開の目処が立たない為、校正の方へ預けることになりました。 そして驚くほど早くメールで送られてきた修正箇所にぎゃ〜っ?! その数、343ヶ所。申し訳なくて、落ち込みました。 音声による読み上げ機能でチェックをしたつもりでいましたが、 対面での読み合わせの時に教わろうと甘い考えでいた事が、 多大なご迷惑をお掛けする事になるとは気付けませんでした。 備考欄には丁寧な解説が添えられていて、これもまた一苦労されたと思います。 皆様のご指導により完成したことを感謝し、反省点を忘れずに次の点訳に挑みたいと思います。 |
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