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324号(2022年3月30日発行) 点字で【六星会福祉センタークラス】

 
触覚本 マンガ塙保己一(はなわ ほきいち)
F.S

  先日、興味深い記事をみつけたので要約してご紹介します。



没後200年を今年(2021年)迎えた江戸時代の全盲の国学者、塙保己一。
視覚障害者にその傑物ぶりを深く知ってもらおうと視覚だけでなく、 触覚と音声でも楽しめる工夫を施した伝記漫画が刊行されました。 作ったのは物理学者の釜江常好(かまえつねよし)さん(81才)。 古代からの貴重な文献を集め全666冊の『群書類従』に編纂して 散逸を防いだ保己一の生涯を漫画にした『マンガ塙保己一』を活用し、 その絵や文章の上に透明な樹脂で輪郭線や点字をつけ、 さらに絵や文字に触れれば説明や朗読を聞けるようにしました。」 (2021.12.12 読売新聞より



  釜江さんはすべての都道府県の図書館にこの本を寄贈されています。 ぜひ手に取ってみたいものです。



 


ありがとうございました!
S.C

  沈丁花が香り、木蓮が咲き、雪柳がたくさんの小さな花をつけています。平和で穏やかな日々… でも、ウクライナでは子供たちの泣き顔、悲しい顔の世界。昨日は3.11を思い起こさせる地震で亡くなられた方々、避難生活の方々の悲しみ、苦しみ…1日も早く、子供たちや災害に遭われた方々の涙が乾きますよう、笑顔が戻りますよう祈らずにはいられません。
  老年期を健やかに過ごすターニングポイントは70歳をどう越えるかだと聞いたことがあります。私は「骨折」というアクシデントから回復に向かうことができました。そして、その支えとなったのが「点訳」です。思うように歩けず、気鬱な日々、お預かりしていた本も中途になったまま、もう諦めよう、それでもPCに向かえば、一時でも忘れることができました。そして、諸先輩のお手を煩わせながら本をお返しし、休会を経て戻ることができました。もし、点訳に出会っていなければ、私は心の平衡を保てたかどうか…あら、暗い文章ですねぇ。大丈夫、いたって元気です(^_-)-☆
  皆様に感謝しつつ、1日でも長く点訳を楽しんで過ごしたいと思います。これからもよろしくお願いします(^^)/

Sさん、おかえりなさーい。1月に復帰されました




今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報368・369号 9部
  • ぽけっと12月号 10部
  • ぷらざ通信12月号 10部
  • エンジョイ北区4・5月号 12部
  • きたふくし165号 15部
  • エコー広場かわら版4月号 5部
  • 飛鳥山博物館カレンダー 8部
  • 会報(六星会だより)323号 16部
  • 触読資料 1部
活動
  • バリアフリー映画会手伝い 6日
  • 図書館活動区民の会ユニバーサル部会 13日
  • 中央図書館・滝野川会館・北とぴあ・福祉センター・北療育医療センター  自販機タックシール貼り直し



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