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320号(2021年11月24日発行) 点字で【六星会福祉センタークラス】


 
バリアフリー朗読会に参加して
O.S

  11月14日(日)中央図書館で開催された「バリアフリー朗読会」に参加して参りました。中央図書館が主催し、図書館区民の会 ユニバーサル部会が企画・運営している朗読会です。今回私は会場準備と誘導のお手伝いをしました。初参加の私の不慣れなところは、会の先輩にカバーしていただき、私は朗読会を堪能させていただきました。
  朗読は「お喋り人形」(ジャンニ・ロダーリ)、「質草」(井上ひさし)、「夏の少女」(唯川恵)の3作品。バラエティーに富んだ内容で、衣装も素敵でした。「質草」を朗読された方は和服。作品に合わせたのかもしれません。場が華やぎました。
  元々お話会のようなイベントは好きで、コロナ前は聞きに行く事もしばしば。でも今回は朗読(音訳)、手話通訳、ガイドヘルパー、点訳されたパンフレットと、各会の方々の活躍する姿も心に残りました。会の枠を超えて一つのものを創り出す機会もあるのですね。自分の見聞も広がるような気がしました。この様な場は増えて欲しいし、またぜひ参加したいと思いました。



 


《くらすめいと》
東京オリンピックの思い出
O.R

  東京オリンピック・パラリンピックが賛否両論の中、終了。人生で2度も東京でのオリンピックが観られたのは、なんてラッキーでハッピーな事でしょう。
 1964年の東京オリンピックの時、私は小学1年生。学校の行事で、道路を走る聖火ランナーを観に行きました。小さな日の丸の旗を振って応援しました。小雨が降っていました。雨で聖火の火が消えないことがすごいと思い、その事を作文に書きました。その作文が校内新聞に載りました。朝、教室で先生から発表され「この作文は大澤さんが書いたものですね?」と言われたので「うん。」と答えました。そうしたら「『うん。』じゃなくて『はい。』でしょ。」と注意されてしまいました・・・。でも、この事は私にとって、ささやかな心の勲章です。

 

習慣の力を味方に…
T.H

  エフエム東京の「スカイロケット カンパニー」は私のお気に入りのラジオ番組です。ラジオの中の会社という設定で、パーソナリティの本部長(マンボウやしろさん)と秘書(浜崎美保さん)が社員(リスナー)の投稿を紹介し、話を膨らませたり、考えたり、音楽を流したり…といった番組です。くだらない内容で大声をあげて笑うこともありますが、以前、番組内の社員研修コーナーで、私の不安が少し軽くなるような話を聞くことができました。
  それは、「毎日の生活の中で疲れてしまい、勉強する時間がとれない。」とのリスナー(30代)からの悩みに、「習慣の力を味方にする。疲れてしまう状況を改善し、新しい習慣を身につける。」とアドバイスするものでした。「習慣になっていないとその都度 意識し、判断して決めなければならず、エネルギーを使い疲れてしまう。習慣にすればオートパイロットになり、殆どエネルギーを使わず、そこで得たエネルギーを他に回すことができる。勉強自体を習慣化する、または、勉強以外を習慣化して、勉強にエネルギーを持っていく。」そして話は「己を知り、続けられる方法を考える」「ハードルを上げずに楽にやる方法を考える」へと続いていきます。
  7月から仕事を始め、ボランティアとの両立に不安を感じていましたが、習慣の力を味方に無理をしない時間の作り方のヒントをもらい、工夫次第でなんとかなるかもしれない、とりあえず進んでみようという気持ちになりました。

今年の春に入会されたのは朗読会の記事を書いてくれたOさん、 上記のOさん、Tさんのお3人です。 問題集1、2を終え、今は点訳本に取り組んでいらっしゃいます。




今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報361号 9部
  • ぽけっと11月号 10部
  • くおん93号 8部
  • ぷらざ通信11月号 10部
  • エンジョイ北区12・1月号 12部
  • きたふくし163号 15部
  • エコー広場かわら版12月号 5部
  • 会報(六星会だより)319号 16部
  • 触読資料 1部
  • 団体依頼 1件
  • 個人依頼 1件
活動
  • 図書館活動区民の会ユニバーサル部会 7日
  • 図書館活動区民の会バリアフリー朗読会手伝い 14日
  • 中央図書館・滝野川会館・北とぴあ・福祉センター・北療育医療センター  自販機タックシール貼り直し



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