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297号(2019年12月25日発行)

 
障害者作品展にて
K.M

  12月7日、8日で障害者作品展が開催されました。 私の数少ないお手伝いの機会で、今回は7日(土)の午前担当をさせていただきました。 あいにくの冷たい雨の日で全体的にお客さんが少ない感じで、点字体験希望者も少なく、少し残念な状況でした。その一方、参加人数のわりには数名で連れ立っての来場が多く、お待たせしてしまうこともありました。
 子どもひろばと違い、当然のことながら障害のある方や付き添いの方が多く参加してくださいました。何度かやったことがあるという方もちらほら。あっという間にできてしまう方がある一方、点字を打つことが難しく、こちらで打って差し上げるような場面も。自分で作成した名刺の名前が目の不自由な方に正しく読んでもらえると、皆さん嬉しそうでした。申し訳なくも普段点字に触れることが殆どない私は毎回緊張しながらの参加となり、できる限り慎重に ― と思っているのですが、この日はベテランのお二人と一緒で気が緩んだのか、濁音のつもりが拗音になってしまっていたり、点字を読んでいただく方の前に逆さに置いてしまったりなどの失敗があり…「しっかりして〜〜」と言われる始末。(-_-;) 次回はもう少し気を引き締めて臨みたいと思います…。



《くらすめいと》園児との時間


S.T

  定年退職して、パートで保育園で働いて、八年目に入ります。園児の世話(おむつ替え・着替え)・遊びの相手・オモチャ拭き・物作りなどしています。早朝7時15分から三時間です。が、臨時に夕方も働く事があります。園児を朝、7時15分から受け入れ、退園は夜7時15分です。2才から5才までの園児4クラス80名。毎日クラスが変わって交わっています。
  2才児は覚束無く、仕草も愛らしく、私にとってもそうですが、他のパートさん達も「癒やされる!」。3才児はうつし絵やブロックに挑戦しますが「ヤッテー」「カケナーイー」と。「自分でできる所をやって!できない所は手伝うから」が私のいつもの返事。4才児は少し生意気になってきて、男児は「オレ」を連発します。女児は「ママは○○さいなんだ。せんせいはなんさい?」 「うう〜む・・・。何才にみえる?」こんな会話が多くなります。5才児になるとほとんど同等に会話をします。家の内情などを話してくれて大笑いしたりします。
  園児とは大人と同様の感覚で接しています。こんな経験を二度しました。理屈抜きで園児との相性があります。「せんせいのこと、きらい!」と言われ、一瞬怯んだが「ああ、よかった!先生も○○ちゃんのこときらい」と言ったら「えへへへ」と笑って終わり。その後は良好な関係に。本当は私もその園児が苦手だったんで ・・・。でも、正直が第一でした。
  園児とは目線を合わせて話をします。悪さをした時は特に。園児にも自覚があるので目を合わせないのです。ケガをしないように目配りしながら動くので緊張します。命を預かっているのですから目を離せません。外遊びがあり、園庭で追いかけっこをしたりしますが、だんだん園児が速くなります。年令的にそろそろ引退しなくてはと思う気持ちと、もう少し園児の世界での時間を過ごしたいと思ったりです。


今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報 310号  13部
  • 図書館情報 311号  12部
  • 北区の部屋だより 125号  14部
  • ぽけっと 12月号  13部
  • ぷらざ通信 12月号  13部
  • ぷらざ通信 1月号  12部
  • 飛鳥山博物館カレンダー 冬号  9部
  • 支援室だより 99号  21部
  • エコー広場かわら版 1月号 6部
  • 会報(六星会だより)296号  20部
  • 触読資料  1部
  • 発送元シール  200枚
  • 発送元シール  25枚
  • 発送元シール  60枚
活動
  • 図書館活動区民の会 ユニバーサル部会・ バリアフリー映画会手伝い 1日
  • 中央公園文化センター 子どもひろば準備会 4日
  • 障害者作品展 点字体験 7・8日

  • 滝野川会館、北とぴあ、北療育園  自販機タックシール貼り直し



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