六星会だより 286号 トップページへ戻る会報 > 286号



286号(2019年1月30日発行)

新年を迎えて

A.K

  平成最後の年は晴天のもと穏やかに始まりました。
  年明け早々の今月、「点訳のてびき 第4版」が発売されました。 視覚障害の方にとって点訳書が更に読みやすくなることでしょう。 点訳サークル六星会も、新しい「てびき」のもと、点訳活動により一層励んでいきたいと思います。
  皆さま、今年もよろしくお願い申し上げます。

 


 
点訳指導者養成講習会・修了しました
N.Y

  5月の課題提出、6月の試験から始まって夏の陽盛りの中を汗をふきふき通っていたのにいつのまにか真冬、そして年を越しました。
  講習会の内容は毎回点訳の奥の深さにオドロキ、他の受講者の方達の知識の豊富さにタジタジの日々でした。 英訳に略字がある事も知らず、仮名だけではどこの部位、どんな病気なのか理解できそうにない医学用語。見た事もない数式をいきなり点字器で点訳することになった日は2時間冷や汗と恥をかきっぱなしでした。
  点訳のノウハウだけでなく、視覚障害の方達を取り巻く現状などのお話も感慨深いものがありました。 特に試験問題の点訳の工夫や課題の他に受験する方達のために、多くのボランティアの女性達の協力があった事を伺うことができました。
  この有意義な講座を受けられたのは本当に幸運でしたが、このあと、自分に何ができるのか、これからしっかり考えていこうと思っております。



《くらすめいと》 ─ ホワイトハンドコーラス 知ってますか?


K.M

  ベネズエラでは、聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもたちの参加を重視し共に活動する合唱隊が、23年前に誕生しました。 白い手袋をしてパフォーマンス(手歌)を行うことから、広義にホワイトハンドコ−ラスと呼ばれています。 日本でも2017年6月に結成されました。 昨年から新たに、盲学校に通う子どもたちを中心に、声のコーラス「声隊(こえたい)」が結成されました。 手歌が中心の子どもたちを「サイン隊」と呼んでいます。そのボランティアに参加しています。サイン隊の子どもたちとは手話や口話で交流したり、手歌を 考えたり、声隊との合同練習の時のサポ−トをしたり、楽しく参加しました。
  サイン隊の子どもたちは、スペイン語を聞いて発音、意味などを理解しながら覚えます。 本番近くになって、いろいろ変更などが増えたり曲が追加になったり 大変でしたが、子どもたちの覚えの早さ、本番での堂々とした姿に感動しました。
  今年も、東京芸術劇場でエルシステマフェスティバルがあると思いますので、その時は是非、見にきて聴きにきてくださいね。
Kさんの作るポチ袋(点字用紙のリサイクル)は、子どもひろばなどで喜ばれています。


 

今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報 288・289号  各13部
  • ぽけっと 1月号  13部
  • くおん 82号  10部
  • エンジョイ北区 2・3月号  16部
  • きたふくし 146号  21部
  • エコー広場かわら版 2月号  6部
  • 会報(六星会だより)285号  20部
  • 個人依頼  1件
  • 触読資料  2部
  • あんしんセンター新設  1部
  • 福祉係 発送元シール  600枚
活動
  • 滝野川文化センター子どもひろば説明会 12日
  • 中央図書館区民の会ユニバーサル部会 13日
  • 中央公園文化センター子どもひろば 275日

  • 自販機タックシール貼り直し: 滝野川会館、北とぴあ、北療育園  



上に戻る

「目次」に戻る


Copyright (c) 点訳サークル六星会(福祉センタークラス)All rights reserved