― 視覚を使わずに味わう新感覚の食事♪ S.K 秋晴れの休日、両国で墨田区共催「ブラインド・ランチ」に参加しました。 ナビゲーターは全盲の人類学者・広瀬浩二郎氏。 参加者15名。 注意ポイント:味わうことに集中・見た目にだまされない・恥ずかしがらない。 事前情報:今半の幕の内弁当。6つの部分に分かれていて、上段の中・下段の両端はご飯。 私は女性3人のテーブル。アイマスクをしてから弁当のふたをとりスタート。 さて結果は・・・ *箸で軽く触れるだけではどれがごはんかおかずかわからず、途中から左手で触りながら食べた。 (触ると大きさや硬さがわかる!)*鮭らしきものをはさんだけれど、落としてしまったら所在不明になった。 *口に入れるまでそれが何かわからない。 風邪気味で嗅覚が効かない。食べても卵焼きとかまぼこの区別がつかずショックだった。 口に入れるまでが一苦労で「味わう」までたどりつけず残念。 目で見て「これは卵焼きだ」と大脳で判断して食べているのかもしれませんね。 1品ずつ、小皿を持って食べる形式なら「味わう」ことに集中できる気がします。 2年前に参加した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」同様、 視覚以外の感覚をフルに使う体験は世界が広がるワクワク感があります。 お互いに情報交換しないとわからないので初対面でも会話がはずみます。 機会があったら、いかがですか? |
《くらすめいと》 ─ 茶々丸の脱走 T.M 以前我が家の2匹の猫、ガブリエルと茶々丸を紹介いたしましたが、今回は茶々丸の話です。 茶々丸は臆病で、たとえ窓が開いていても外へ出ることがなかったのですが、 ある時、ガブリエルの脱走騒ぎの最中にいなくなってしまったのです。 1泊2日の野良生活を満喫して帰ってきたガブリエルと違い、茶々丸は忽然と姿を消し、 家の周りで全く存在が感じられなくなってしまいました。今日は帰ってくるか、 明日は見つかるかと、心配しながら何日か待ったのですがその気配はありませんでした。 思い余って茶々丸の写真を手に路地2本向こうの公園まで行って、 猫の餌やりをしている人に写真を見せると「ああ、臆病な子でしょ。 見かけるけど餌食べないんだよね」との返事。 「良かった〜!生きていた!!」と ホッと胸をなでおろし、それから毎夕餌を持って公園に行ったのですが・・・会えず。 何処で寝ているんだろう、何か食べているかしら…と気をもみながら、 どうすることもできずに2週間以上が過ぎた雨あがりの日、庭の物置の下に もぐり込んでいる茶々丸を発見!! もうその時の気持ちといったら・・・ どうぞお察しください。ちょうど3週間目の夜、泥んこで痩せた姿でやっと帰還したのです。 この脱走以来、茶々丸はちょっとだけ甘えん坊になりました。
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