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282号(2018年9月26日発行)

 

《くらすめいと》 ─ 初めての母子旅


O.T

  かねてより「そのうち会いに行きたいね」と母と話していた父の従妹が、 この度大腿骨手術のため入院されたと聞いてお見舞いに出かけました。 ちょうど連休だったので、中々仕事を休めない姉も参加でき、母子三人旅となりました。 かつて家族旅行と言えば父の運転で出かけ、両親が老いてからは一緒に 連れ出すことが多かったので、今回初めての母子旅。 新幹線と宿を予約し、お見舞い以外はノープラン。
  最寄駅から電話し、これから伺う旨を伝え、タクシーで約10分、 病院に着くと歩行器と共に玄関まで迎えに来てくださっていました。 教師をされていた頃は東京出張の度に実家に寄っていらっしゃったのですが、 定年後は震災や親御さんの介護などで中々会う機会がなく、 今回20数年ぶりの再会です。それでも、顔を合わせれば会話がはずみます。
  お喋りに一段落ついた後、病院内を案内してくださいました。 そこは、リハビリテーション医療を専門とする病院で、術後絶対安静、歩行器、杖、 杖無し・・・と実に2か月半かけて、退院後すぐに日常の生活ができるまで リハビリ指導をしてくれるそうです。もちろんご自身でも毎日院内の 回廊を歩いたりと努力をされているようでした。 過去に私が怪我をして入院していた病院では、手術後2週間程度で 退院する人がほとんどでしたが、退院しても通院が大変だったり、 自宅療養(介護)が不安であれば、満足いくまで入院・リハビリできる施設は有り難いなぁと思いました。
  翌日は、近頃足が弱ってきた母を長時間歩かせるのも悪いので、 ところどころ休憩をはさみながら観光を少々。それでも行く先々で 次々にお土産を買う母に、姉と苦笑い。帰りの新幹線では、三人並んで爆睡でした。
  「いつでも行ける」「いつか行こう」と思っているだけではダメですね。 今回「お見舞い」というきっかけがあったおかげで出かけることができました。 「思い立ったが吉日」とは、昔の人はよく言ったものです。行き当たり ばったりの旅でしたが、母が喜んでくれたのが何よりでした。
  母が元気なうちに、今度はどこへ出かけましょうか。



絵画工房 たゆたう 水谷伸朗作品展
デンシャ・デンシャ・デンシャ」
〜 つながるカタチ・くりかえすカタチ 〜


展示場所: 北とぴあ地下1階 展示ショーケース
展示期間: 11月11日(日)まで 北とぴあ開館時間内

絵画工房たゆたう とは:NPO法人ピアネット北が 障害を持つ方々の暮らしを豊かに彩りたいという思いから、開設したアトリエです。
様々な障害を持つ小学生から成人の方まで40名以上がアトリエに通い創作活動に励んでいます。




今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報 280・281号  各13部
  • ぷらざ通信 9月号  13部
  • エンジョイ北区10・11月号  16部
  • きたふくし 144号  21部
  • エコー広場かわら版 10月号  6部
  • 会報(六星会だより)281号  20部
活動
  • 図書館活動区民の会ユニバーサル部会 9日
  • バリアフリー映画会手伝い 9日
  • 滝野川会館、北とぴあ、北療育園 自販機タックシール貼り直し



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