合同ボランティア会に幕 T.E 合同ボランティア会(通称ボラ会)は、自宅に閉じこもって居られた中途失明の方の情報がきっかけで、 社協のKさんが視覚障碍に関わるボランティア(音訳・ガイド・点訳)団体に呼びかけられ1997年11月にスタートしました。 新中央図書館建設にあたっては「点字ブロック・書架の高さ・書架の仕切りカードの色・障碍者用トイレ・トイレ内の点字表示」。福祉課には「区が主催する会議・説明会に出席する場合の移動支援の考慮」。防災課には「災害時要援護者名簿」についての要望書を提出しました。その後花川区長にお会いし話を聞いていただいたり、区の担当者がボラ会においでいただき説明をしてくださいました。 今年は想定外の自然災害が発生しております。いつ起きるか分からない災害に、きちんと対応出来るのか?「災害時要援護者名簿」の更新はその都度関係機関に連絡されているのか? 障碍者の避難所は通い慣れた場所に出来、周知されているのか?など気にかかる事は多々あります。これらも自助・共助・公助を連呼する行政を信じるしかありません。 個々に活動していた「各団体が持っている人脈・情報を共有することにより、多くの皆さんに情報をお伝えする事が出来るように」が 目的でスタートした会ですが、当時と比べ福祉も充実してきました。高齢化により参加者も少なくなった今、皆で話し合い、ボラ会として区切りをつける結論に至りました。 ボラ会は幕を閉じますが、 お困りごと等がございましたら、点訳サークル六星会までご連絡下さいませ。 長い間多くの皆様にお力添えをいただき、ありがとうございました。 |
《くらすめいと》 ─ 思い出をつなぐ文鳥 I.Y 子どもの頃、飼っていた文鳥は、その鳴き声から"フィチくん"と呼ばれていました。 活発な男の子でした。よく妹と、家の階段の上と下に立ち、その間を飛ばせて遊びました。 「フィチ!」と呼ばれては飛び、また呼ばれては飛び、何度も飛び。鳥も肩で息をするんですよ、ハアハアって。 また、お椀のふちに止まって一緒に味噌汁をのんだり(しょっぱいのか熱いのか涙目)、 こたつで昼寝をしたり(こっくり舟も漕ぎます)。こんな可愛いエピソードを、 我が子が小学生になった頃に話して聞かせていたら、自分たちも飼う!ということになり、 同じく文鳥のヒナを買ってきました。 名前は、なんと先代の名前を引き継いで、 女の子なのに"フィチくん"。 我が家でも、カゴから出してよく遊び可愛がりましたが、 フィチくん7才の8月に亡くなりました。亡くなってひと月あまり、その日は私の誕生日。 近所に住む妹が道ばたで私の息子を見つけ、きっとその日を忘れているだろうと「○○くん、 今日は何の日?」と声をかけたら、寂しげに「今日はフィチの四十九日」と答えたそうです。 もう十三回忌も過ぎましたが、先日、息子のスマホの待ち受け画面をのぞいたら、フィチくんの笑顔がありました。 |
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