Y.Y 梅雨の晴れ間の6月13日、筑波大学附属視覚特別支援学校の第16回学校公開があり、 校内見学と、音楽や技術などの授業参観をさせていただきました。 音楽の授業は、小学生の生徒さんと先生のマンツーマンのものだったので、先生にも生徒さんにも余分な緊張をさせてしまった ようです。申し訳なくも思ったのですが、以前、仕事で音楽リハビリテーションに関わった事があり、指導法等興味深く、また生徒さんの頑張る姿に内心エールを送りながら、参観させていただきました。技術室では曲尺の使い方の御指導に感心して、自分でも曲尺を買って使いたくなってしまいました。 廊下に貼られた生徒さん達の点字の綺麗さや、廊下ですれ違う時のご挨拶の声の明るさ、階段の手すりに何気なく付いている階数表示の突起・・・先輩方には、今更の事柄とは存じますが、私には学ぶことばかりの有意義な経験でした。 引率してくださったAさんはもちろん、このような機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます。 |
日本点字図書館附属 ふれる博物館
I.Y 現在オープン企画として「触れて知る レオナルド・ダ・ヴィンチ」が開催されています。(この企画は7月14日まで) 館内はマンションの一室くらいのスペースで、絵画2点と発明家として描いた素描を立体におこしたもの数点を展示したこぢんまりとした展覧会ですが、スタッフの方が丁寧に説明をしてくださり、たっぷりと鑑賞できます。 「平面の絵画をどうやって立体に表すの?」興味津々でのぞくとすぐ、名作のコーナーに 「最後の晩餐」と「モナ・リザ」が。 そして絵画の前にそれぞれ、その立体・レリーフがどーんと置かれています。さらに「最後の晩餐」のレリーフ横には晩餐会場を表した立方体模型も。これは遠近法を理解して貰うためだそうで、その模型で比較すると、この絵の不自然さも見えてきます。普通の晩餐会なら部屋の中央に テーブルをおき、人はテーブルを囲んで座るのに? まるで不自然だけれど自然に画面に入り込める、昭和のTVドラマのお茶の間ですね。 「モナ・リザ」のレリーフでは、口角の上がり具合や衣のヒダのボリュームを感じ取って、皆さん得心されるそうです。見えていた頃を懐かしむように触れる方もいらっしゃるそうです。 余談ですがモナリザさんのバストの谷間が表現されてなくて残念。レリーフの作者は男性だそうですが。スタッフの方によると、見える人ほど細部にこだわるらしく、その点を私も反省。もう一度、手を広げ大きく触ってみると・・・ 描かれているものの配置や1点透視図法などの当たり前に見ていた 表現が、不思議と新鮮な気持ちでとらえられました。 「3次元をどうやって平面に表すか」 ぜひ足を運んで、触れてみて、体験してみてください。 アクセス:新宿区高田馬場2−3−14 アイ・ブライト2階 バス停「高田馬場2丁目」そば ・ JR高田馬場から徒歩10分 開館日時:水・金・土の10〜16時 入場無料 |
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