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272号(2017年11月29日発行)

 

国立国会図書館の見学に行ってきました。


N.Y

   17日(金)快晴の朝、参加者15人(図書館活動区民の会)で永田町駅から、黄色く色づいた銀杏並木と自民党本部前を通って図書館へ。
  案内の女性の指示に従って、デモルームで図書館の役割や現状などを映像を交えて説明を受けた後、本館・新館の実地見学。利用者が入れるスペースは限られていますが、館内は明るく清潔で、書庫 内資料の閲覧はもちろん、コピーやプリントアウトも可。閲覧資料は申込みから手元に届くまで20〜30分程かかるそうですが、機械化が進んでいるとはいえ、地下の書庫から1冊ずつ人の手で運ばれるしくみだそうで、国民の知的財産は大切に扱われていると思いました。書庫は地下8Fまであり、東日本大震災の時、地上階の書架が大変な事になっても地下階は1、2冊の本が落ちただけだったそうです。
    それにしても日本で毎日発行される、気の遠くなるような量の、あらゆる出版物をすべて収蔵するという役割をになったこの施設が、3ヶ所(上野・関西)しかないという事に驚きます(周りを圧倒する巨大建物というわけでもないのに)。
  見学会は時間通り10〜12時に終わり、その後、希望する方だけ6Fの食堂で昼食。サンプルメニューの「メガカレー」に"おもしろそう"と食券を買って並んでいると、目の前でトレーのようなデカ皿にごはんを山盛り! 仰天して見ていると「3人分あります、他のに替えます?」の神の声。普通サイズの「図書館カレー」と一緒に代金の差額をスチャッと渡してくれるその手際の良さといったら。(私みたいに好奇心で注文するオッチョコチョイが何人もいたに違いない・・・!) 
  図書館の収蔵能力のすごさより食堂のメガごはんにド肝を抜かれた、ちょっとトホホな見学会でした。




 

出前講座・N小学校


F.S

  22日、N小に出前授業に行きました。ここのところ学校からの要請が減っている中で嬉しい事です。
  いままで私はお手伝いでの参加、まったくのんびりしたものでしたが、今回は講師役をすることになり、あわてました(そんなキャラではないし)。 ともあれ、前日まで自分なりに準備したり、シミュレーションしたりしてみましたが、いざ、生徒さんの前に立ってみたらその通りに行かないものだなあという事を実感しました。 担任の先生は1月に出産という大きなおなかをし、歯切れのよい話し方をされる先生です。点字にとても関心を お持ちで、それとなく補足をして下さったりして助けられました。
  クラスは女子が多く、とても元気の良いクラスでした。中には全く興味がないという様子の子もちらほら・・・ちょっと落ち込みましたが、なんとか説明をし終え、実際に点字器を出し、打ってみようという段階で俄然賑やかになり、とても楽しそうになってくれたので良かったあと思いました。
  実際、最後に感想を書いてくれたのを読むと点字は難しそうだけど、やってみたらとても楽しかったというのがほとんどでした。という事は、私の説明が難しく感じたのだという事です。どんな顔して説明をしていたのかしらと思ったら自分でも可笑しくなり、人に何かを伝えることの難しさを感じました。
  そして何事も経験してみて初めて分かるものだとつくづく思いました。

 




今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報260・261号  各13部
  • ぽけっと11月号  13部
  • ぷらざ通信11月号  13部
  • くおん77号(追加) 1部
  • エンジョイ北区 12・1月号  16部
  • 鳥山博物館カレンダー 秋号(追加)  1部
  • きたふくし138号  21部
  • エコー広場かわら版12月号  6部
  • 会報(六星会だより)271号  21部
  • 障害者作品展プログラム  41部
  • 触読資料  2部
  • 発送元シール  25+60枚
  • CDケース用シール  2枚
活動
  • 図書館活動区民の会ユニバーサル部会 11日
  • バリアフリー映画会手伝い 11日
  • 図書館活動区民の会役員会 12日
  • 出前講座打合せ 16日
  • 合同ボランティア会 17日
  • 出前講座 22日

  • 滝野川会館・北とぴあ・療育園 自販機タックシール貼り直し



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