六星会だより 270号

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270号（2017年9月27日発行)

　

点字指導員講習会

Ｓ．Ｋ

８月２８日、２９日炎天下の大阪で開催されました。参加者は全国から１３０人ほど。内容は「日本点字表記法改訂について」「医学用語の分かち書き」「校正者の養成」「サピエ図書館登録点字文書作成基準について」「点訳のてびき改訂について」と盛りだくさんでした。要点のみ紹介します。
　 ※詳細は回覧中の資料・六星会ＭＬでご確認ください。

点訳のルールが１８年ぶりに改訂されます。
　「日本点字表記法」「点訳のてびき第４版」「初めての点訳」は2019年３月
　３１日発行。2018年に原案を提示し意見を募るそうですが、現時点での改訂のポイント・原案が紹介されました。英語・固有名詞・中点・カギ類・カッコ類など多様化した墨字の点訳に悩む私たちにとってよりわかりやすく改善された原案です。点訳者にとって使い勝手がよくなりそうですよ♪　点訳者挿入符 → 点訳挿入符に名称変更になります。
「サピエ図書館登録点字文書製作基準」が2017年４月に一部変更
　主にグラフィックに関するものですが、その他の部分の文言も変更になっています。製作基準はサピエ図書館利用者が使いやすいようにした約束事です。「てびき」にはないが製作基準にはあるものを見落とさないようにして下さい。
最後に・・・点訳あるある
　資料にはさまざまな意見や問題提起も書いてあります。
　（例）Ｐ６　総会での意見：説明カッコ、挿入カッコの別なく、前を切ることにしては。など
　（例）Ｐ９　読みについて「辞書に書いてあるかどうかで読みを決めていいのか？現代文や日常会話で自然な読み方をとる場合もあるのではないか？」
　：急坂（キューザカ）声質（コエシツ）裏面（ウラメン）など点訳のやり方は一つではなく、幅（いわゆるグレーゾーン）があります。
　いろいろな考えがあって豊かで奥深いものだと実感しました。改訂案を作る方々はたいへん。よい部分は「いいね！」の意見も欲しいそうですヨ。

はじめまして

Ｙ．Ｋ

　　４月に入会し、土曜クラスに参加しています。少しでも人の役に立てることがあればと思い、ドアをたたきました。皆さんが丁寧に教えてくださるので何とかやっていけそうです。たった六つの星ですが、非常に奧が深いことに始めてから気づきました。
　　仕事と両立させながら、細く長くやっていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

♪ヴィオリラ

Ｆ．Ｓ

　　皆さんはヴィオリラという楽器をご存知ですか？
　　ヴィオリラは小さいながら１台でヴァイオリン、チェロ、ギターやウクレレなど多彩な音色を奏でることのできる楽器です。その基となっているのは日本の大正琴。大正琴ならご存知の人も多いと思います。この大正琴を基にして作ったものに電気を通して、ピックの代わりにヴァイオリンの弓を使うとヴァイオリンのような音色になります。ピックや指で弾けばギターやマンドリン、スティックで叩けばグロッケンのような優しい音色も。ひとりで色んな音色を楽しみながら演奏が出来るのが魅力の楽器です。
ヴィオリラ

　　ヴィオリラが開発されてから２０年近くが経ちますが、まだまだ認知度が低く、私がヴィオリラをやっているというと必ず「なにそれ？」と言われます。でも同好会があったり、プロの演奏家もいたり、歌手のバックで演奏する人がいたりと少しずつ広まってきているようです。私は数年前にこの楽器を知り、それ以来友達とアンサンブルをしたり、一人で弾いたりして楽しんでいます。ピアノはもちろん、リコーダーやフルート、和楽器などどんな楽器とも合わせることが出来、歌の伴奏などにも使えなかなか便利な楽器です。興味のある人はネットで検索すると音色を聴くことが出来ます。

今月の活動報告

打ち出し関係

図書館情報２５６・２５７号　　各13部
ぽけっと９月号　　13部
ぷらざ通信９月号　　13部
エンジョイ北区１０・１１月号　　15部
飛鳥山博物館カレンダー秋号　　9部
きたふくし１３７号　　21部
エコー広場かわら版１０月号　　9部
会報（六星会だより）２６９号　　21部
障害者作品展第2回準備会　　１部
触読資料　　2部
個人依頼　　1件
CDケース用シール　　20枚
発送元シール　　60枚

活動

図書館活動区民の会ユニバーサル部会　10日
バリアフリー映画会手伝い　10日
合同ボランティア会　15日
図書館活動区民の会役員会　23日
滝野川文化センター子どもひろば　24日

滝野川会館・北とぴあ・療育園　自販機タックシール貼り直し

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