K.M 12月3日・4日に障害者作品展が行われた。六星会の点字体験には両日で116人もの方が参加して下さった。 今年は名刺作りの体験者には点字用紙のぽち袋やベルを差し上げて、 再利用の仕方も知っていただけるようになっていて、良いアイディアだなぁと感じた。 体験者の方に点字の説明が伝わっているのか、いつも不安になるのだが、出来上がった名刺を北区視覚障害者福祉協会の方が読んで下さった後は、みんな笑顔になり、私もほっとする。 さて、会場内を見学していると、北区聴覚障害者協会のブースで『 聴導犬がいます。優しい無視をお願いします。』という看板が目に留まった。 実は作品展の始まる数日前に『障害者週間(12月3日〜9日)が始まるにあたり、 あるイベントに盲導犬と聴導犬が出席した』という内容のニュースを聞き、家族と聴導犬とは?と 話題になったばかりだったからだ。 すると、手話通訳の方から「聴導犬を知っていますか?あそこにいますよ。」と、 目の前に座っていらした女性の膝の上にいることを教えて下さった。 顔は見えなかったがチワワが静かに仕事をしていた。 前述のことを手話を通して女性に伝えていただいたところ、 聴導犬はチャイムや電話のベルが鳴ると足をたたいて教えてくれると教えて下さった。 そしてさらに次のようなことをお話して下さり考えさせられた。 「ほじょ犬マークを知っていますか?補助犬とは盲導犬、聴導犬、 介護犬の三種類の犬を指します。このマークが貼ってあるお店に入ったのにも係わらず、 入店を断られてしまう時があります。聴導犬と伝えても理解されず、 盲導犬なら問題がない、と言われてしまいます。」ということだった。 私も恥ずかしながら理解をしていなかった。おそらく、 まだまだ広く知られていないことのひとつだと考えられる。 また、看板にも書いてあったが聴導犬も盲導犬と同じく、お仕事中は 触ってはいけないこと、そのようなこともやっぱり伝わっていないことだと感じた。 名刺作りの体験者の方が「知っているのと知らないのは大違いね。」とおっしゃっていたが、まさにこのこともそうだと 感じたことである。 ![]() |
点訳者養成初心者講座に参加して M.M 月日が流れるのは早いもので、私が点訳者養成初心者講座を受講してから2年が経ちました。今回は復習の為、少しお手伝いをしながらの参加です。初回の時、懐かしい先生が前に立ち、顔を覚えていて下さったのか、軽く微笑んで下さったのがとても嬉しかったです。 前回は、久しぶりにものを習うという事に、少しウキウキしながらも、点訳の難しさ、重みを感じた講習会でした。今回の受講生の方々もとても熱心に勉強されていて、良く理解されていると感心するばかりです。私といえば「てびき」に載っている細かな部分に、あらためて気づかされたりで、また新鮮な気持ちで基本を思い出しながら勉強させて頂いています。点字器も久しぶりで、凸面と凹面の切り替えが大変です。 この受講生の中からまた新たにボランィアに加わる方がいるのだなぁと、またあの練習問題をやるのかなぁと、色々振り返る事も多い講習会、最後まで頑張りたいです。 |
どんな人も一緒に映画を楽しめる S.K 9月の会報で紹介された田端にできた座席数20の小さな映画館に行ってきました。 セリフは字幕で、情景描写は音声ガイドで楽しめるユニバーサルシアターです。 上中里にあったときより椅子の座り心地と音響は格段に良く、 館内のかわいらしくほっこりした雰囲気はそのまま。 今回観たのは「素晴らしき哉、人生!」(米・1946年)。 クリスマスシーズンにぴったり。 イヤホン音声ガイドを聞きたい人は、イヤホンを座席のジャックに差し込むだけ。 左右の音のボリュームを調節できるので、私は片耳だけ小さな音で聞きながら映画を楽しみました。 ちょうど歌舞伎のイヤホンガイドを聞く要領です。 これがすごくいい!必要最低限の状況説明で、より深く映画を解釈できました。 恥ずかしながら役者さんの顏の見分けがつかないときも 「誰が何をしている」と解説してくれるので助かります。 ユニバーサルとはだれでも楽しめるという意味だと実感できました。 上映案内・予約はホームページが便利ですが、毎月発行の上映案内パンフレットが 映画館前に置いてあります。 チュプキとは、アイヌ語で「自然の光」を意味し、 シアターのイメージは森の中だそうです。 ほっとする空間で集中して映画鑑賞したい方、ぜひ一度体験してみてはどうでしょうか。 TEL&FAX: 03-6240-8480 ホームページ: http://chupki.jpn.org |
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