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259号(2016年10月26日発行)

 

サピエ研修会
A.K

  9月29・30日 オリンピック記念青少年総合センターで開催され、私は初めて参加しました。参加者は北海道から九州まで全国から160人ほどが集まり、研修会講師・スタッフは21人の大きな研修会です。
  初日は10時半開始。午前は初任者研修「サピエを利用するために―サピエの概要説明」です。 初参加の私にぴったりの内容でした。 個人会員(視覚障害者)はPCを利用して自由に読みたい本をダウンロードすることで 「読書の自由」を得、 PCを利用しない会員は図書館のオンラインサービスを通して サピエの18万もの点字データを利用出来るのです。サピエの素晴らしさがわかりました。
  2日目は9時開始。テーマは「サピエで利用できるデイジーコンテンツ」です。デイジーには 録音図書の音声デイジー、合成音声読み上げのテキストデイジー、 文字・画像情報に音声が入ったマルチメディアデイジーがあります。 サピエ図書館では音声デイジーが大半ですが今後は誤字・脱字のないテキストデイジーが 電子書籍として制作されていくようです。 次に耳で観る映画「シネマデイジー」の紹介。 サピエ図書館でもダウンロード可能でデイジー 図書の感覚で家で映画を楽しむ事ができます。 最近のデイジーコンテンツの開発・普及にびっくり!の研修内容でした。
  その後はテーマ別分科会「サピエの書誌の詳細」に参加しました。あらかじめ各団体から提出された 質問事項にパワーポイント画面を利用して答えていただきました。
  内容盛りだくさんの研修会は4時に終了。帰り際立ち話をしていたら、 他県の社協・生活支援部主事で視覚障害の方に声をかけられ話がはずんだり、 お昼休みは美味しい煎れたてコーヒーを青空の下で味わえたりと、 予想外の出会いもありました。
  2日間の中身の濃い研修会で色々勉強させていただきました。

「書誌入力の概要について」を聴いて
T.M

  サピエ研修会に参加させていただき、ありがとうございました。
  前任者から点訳本のサピエ着手と、データUPの仕事を引き継いでから1年5ケ月。 書誌入力にもようやく慣れてきたところで、 「書誌入力の概要について」というテーマで研修を受けることができました。
  書誌データの登録項目は、書名・著者・製作など大きく16項目あり、その中でまた細かく副書名・訳者などの小さな項目を登録します。ほとんどTRC目録の書誌をコピーしていますので大変な作業ではないのですが、点字読み欄の入力はきちんと点訳の規則にそった表記をしなければならず、それなりに緊張します。
  研修ではとにかく項目が多いので説明も駆け足になって、私は聞き漏らすまいと追いかけるのが精一杯。息切れしそうな2時間でしたが、不安に思っていた点字読み欄の表記法(点字形での入力ではなく墨字での入力)が分かったこと、今までに入力したデータの問題点が見えてきたこと等々、実りある研修でした。
  これからもサピエを利用する方々にとって検索しやすく、より正確な書誌の入力を目指して、還暦を過ぎた脳に活を入れてガンバリます。



今月の活動報告

打ち出し関係
  • エコー広場かわら版 10月号  6部
  • ぷらざ通信 10月号  13部
  • 会報(六星会だより)258号  20部
  • ぽけっと 10月号  13部
  • 図書館情報 234・235号  各13部
  • 飛鳥山博物館カレンダー秋号  9部
  • くおん 73号  10部
  • きたふくし 131号  21部
  • エンジョイ北区 10・11月号  21部
  • 北区の部屋だより 87号  13部
  • 障害者作品展第3回準備会 1部
  • 支援室だより 80号  22部
  • 飛鳥山博物館カレンダー 秋号  9部
  • 障害者福祉について  3部
  • ダンスサークルプログラム(個人依頼)  20部
  • 触読資料  2部
  • CD用シール(Y)  20枚
  • 発送元シール  80枚
活動
  • サピエ研修会 9月29・30日
  • 図書館活動区民の会ユニバーサル部会 9日
  • 合同ボランティア会 21日

  • 滝野川会館、北とぴあ、北療育園  自販機タックシール貼り直し



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