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208号(2012年7月25日発行)

梅雨の蝶   木陰葉のうら   伝ひ来る    田荷央



多くの人をわずらわせてやっと終わった初の点訳

Y.M

  本当に、本当に、本当に、たくさんの人の手をわずらわせて、 一冊の本の点訳が終わりました。注意力散漫らしくまちがいも多々ありました。 また、もともと若いころから機械に弱かったのが、年とともにその性癖にさらに 磨きがかかってきたようでもあり、パソコンにも四苦八苦。 ひとつのメールを送るのに何回もやりなおすはめに陥ったり、 とつぜん真っ白になった画面にパニックしたり…。 十八世紀末の産業革命に遭遇したイギリスの老いた労働者の ような気分で、パソコンにむかう毎日です。これからは皆さんの 足手まといになることを少しでも減らせるように、 わずかずつでも向上するよう努力していきます。            

 


母の着物


T.M

  「これ、あなたのお母さんの。私が持っていても仕方ないから…」と 叔母が箪笥から出してきたのは、83歳になる母が女学生の頃着ていた着物でした。 目の醒めるような青に白・赤・黄緑などで花が描かれた表地に、裏は紅絹(もみ)。 今はすっかり田舎のおばあさんになってしまった母も、若い頃はこんなに 華やかな着物を着ていたのだと驚くやら、戦争中もお米に換えないで 残しておいたのだと愛おしいやら。 なんとかこの着物を日頃使えるように したいと思ったのでした。
  とは言うものの針仕事は大、大、大の苦手。直線縫いならなんとか なるかしら?と、まずは暖簾を作りました。解いた袖の上下を縫って2枚並べるだけ。 突っ張り棒を通して私の部屋に掛けたところ、わずかな風にもゆらりと 揺れて涼しさの演出をしてくれます。身ごろはボレロに。 これもほとんど直線縫いでチクチク頑張りました。 還暦目前の私にはちょっと派手ですが、冷房の利いた部屋で 羽織るくらいなら許してもらえそうです。
  あとは余った生地で手提げを縫って、端切れはハタキを作ろうかな…。

 




今月の活動報告

打ち出し関係
  • エコー広場かわら版 7月号  7部
  • ぷらざ通信 7月号  13部
  • 会報(六星会だより)207号  19部
  • ぽけっと 7月号  12部
  • 図書館情報 132号  14部
  • 図書館情報 133号  14部
  • くおん 56号  11部
  • 対面音訳についてのお知らせ  5部
  • コーラス講座1回  1部
  • コーラス講座2回  1部
  • 障害者福祉センター事業概要  1部
  • 社協発送元シール  80枚
活動
  • つつじ荘カルテ墨訳 3日、17日
  • 中央図書館区民の会ユニバーサル部会 8日
  • 中央公園文化センター子どもひろば 8日
  • 北区社会福祉協議会ささえあい交流会 13日
  • 合同ボランティア会 20日

  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機タックシール貼り直し



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