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204号(2012年3月28日発行)

空に吐く 浅蜊の水泡 仏の手   田荷央


NPO・ボランティア活動促進フォーラム

A.K

  2月25日(土)北とぴあ飛鳥ホールで「地域の絆―震災から考える」をテーマとして開催されました。
  参加28団体の紹介の後、パネルディスカッション「東日本大震災の被災地支援を行っている団体・ 企業による活動報告」が行われました。パネラーとして、早い段階から被災地支援を行っている 吉野家、震災直後に支援活動(主に宮城県で)を開始した東京シューレ、被災地の保育園や図書館でお話し会を開催した 語り手たちの会のみなさんがそれぞれ体験を発表しました。コーディネーターは石巻で活動中の吉永さんで、 活動してみえてきた問題点を報告しました。
  その「報告」の一部に対する私の感想です。
  • 「支援物資が末端までなかなか届かない」― 被災地が広範囲ということもありますが、 被災者にとって物資は日々の必需品なので大きな問題であると思いました。
  • 「社協は県をまたいで他県とのつながりをつくり活動を進めてほしい」― 過酷な状況の中で生活する被災者の要望にきめ細かく対処していくために県同士の 社協の連携は必要と思いました。
  • 「被災地での宿泊場所の確保が難しく活動の足かせにもなる」― 長期支援活動を進めていく上で 早急な対処が必要な問題と思いました。

  •   ディスカッション全体としてはコーディネーターの報告が長くて、 パネラーの出番が少なかったのが残念に思いました。 フォーラム全体として一般入場者がもう少し増えてほしいと思います。 毎年の課題ですがPRの方法を更に工夫する必要があると思いました。

     


    バリアフリー映画会「千の風になって」 


      地方ラジオ局の企画「天国への手紙」を取材する雑誌の女性記者を軸に、 幼い子を失った母、母親が自死した女性、夫を自宅で看取った妻の3通の 手紙がオムニバスで展開する作品でした。
      今回は副音声を活弁士がライブで付けるという、このバリアフリー映画会初の試みで、 やわらかなバリトンの俳優さんが弁士でした。 出演俳優のプロフィール解説に始まり、情景描写も程良く、 過去と現在とを行きつ戻りつする映画の展開にもうまく対応していて、 大変分かりやすかったです。細かなところまで行き届いた、 弁士さんの音声ガイドに取り組む真摯な姿勢が伺える副音声でした。
      折しも東日本大震災からちょうど1年。 地震の発生した2時46分に会場の全員で黙とうを捧げ、映画は続けられました。 3通の手紙の主と震災によってお身内の突然の死に 向き合わねばならなかった方々とを重ね合わせ、 被災された皆さんに一日も早く心休まる日々が訪れますように!と願わずにはいられませんでした。

     


    今月の活動報告

    打ち出し関係
    • エコー広場かわら版 3月号  7部
    • プラザ通信 3月号  13部
    • 会報(六星会だより)203号  19部
    • ぽけっと 3月号  12部
    • 図書館情報 124号  14部
    • 図書館情報 125号  14部
    • きたふくし 112号  22部
    • 飛鳥山博物館カレンダー 春号 9部
    • 滝野川第6小学校感想文  片面1部、両面1部
    • 情報処理記号  1部
    • 社協 発送元シール  125枚
    活動
    • つつじ荘カルテ墨訳 1日、15日
    • バリアフリー映画会手伝い 11日
    • 荒川区立第四峡田小学校 29日
  • 中央図書館点字講習会 14日
  • 合同ボランティア会 16日
  • ボランティア活動促進フォーラム反省会 16日
  • 中央公園文化センター子ども広場 25日

  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機タックシール貼り直し



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