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196号(2011年7月27日発行)

母子馬おやこうま  冷やすさざなみ  ありにけり    田荷央

(「馬冷やす」が季語です)

「2010年度 サピエ研修会」!

K.N

  6月27〜29日の三日間「2010年度 サピエ研修会」があり、私たちはそのうちの二日間参加してきました。 これは3月に予定されていた東京会場での研修が地震により延期になったものです。
  今回の研修は「ないーぶネット」よりもっと前の「てんやく広場」(1988年)時代から お世話になっている日本IBM 箱崎事業所で行われました。 横長の会場ではプロジェクター8台分の画面が前壁面に映し出され、どれを見たら良いか迷うほどでした。
  現在「サピエ図書館」では点字データ12万タイトル、音声デイジーデータ2万タイトルにもなり、 個人会員も8200人、サピエ登録施設を利用する視覚障害者は5万人を越え、 利用者は確実に増えてきています。さらに音声利用ではディスレクシア(読書障害)の 方々にも活用できたり、一部の携帯電話でも使用できるようになるなど拡がりは ますます大きくなっているようです。また、「地域・生活情報」では東日本大震災の 被災視覚障害者のための生活情報(点字毎日特別 号外)を毎日掲載するなど 地域の情報もどんどん便利になっています。得た情報はネットを使えない方々にも 伝えて下さいとのことでした。
  北区立中央図書館でのサービス登録者は103名、 そのうち点字本の利用者は50名程度であり、「サピエ図書館」利用者は30〜40名だそうです。
  「サピエを知ってもらい、たくさんの方に利用してもらいたいですね。」と担当者同士、 意見が一致しました。「サピエ図書館」へのリクエスト・質問・お問い合わせは 北区立中央図書館障害者サービス担当スタッフまでよろしくお願い致します。 そして私たちボランティア団体はこれからもたくさんの点字データをアップできるよう 頑張っていきたいと思います。

 


昭和33年卒

S.M

  昨年、今年と2年続けて「滝一フェスティバル」に参加させて頂きました。
  全校生徒が集合した開会式の冒頭、「六星会」の紹介があり、 挨拶がわりに「私が大々先輩」であることを披露して、是非とも我ら 「六星会」のブースに来るよう強制誘導しました。 そしてそこで点字体験すれば会の名前が何故「六星会」と言うのか 意味が解るぞ!と前宣伝しました。
  その前宣伝の効果が少しでもあったのかそれからの3時間は、 ひっきりなしに子供たちが列をなして我らが「六星会」ブースを訪れてくれました。 カブトムシやチューリップのカードに誘われ、その下に眼を輝かせ、 自分の名前を点訳器で打ち込んでいく子供たちをみて、 50数余年経っても「わが滝一は健在なり!」と大先輩は大安堵しました。 でも、次々と来る子供たちの対応に追われ、“六つ星の意味”を全員に 理解させる時間がなかったのはチト心残りでした。 その宿題を果たすためにも来年もまた、大先輩を参加させてください。



今月の活動報告

打ち出し関係
  • エコー広場かわら版 7月号  7部
  • プラザ通信 7月号  13部
  • 会報(六星会だより)195号  20部
  • ぽけっと 7月号  12部
  • 図書館情報 106号  15部
  • 図書館情報 106号(配信ミスの為再点訳)  15部
  • 図書館情報 107号  15部
  • 飛鳥山博物館カレンダー夏号 9部
  • くおん 7月号  11部
  • 規約墨訳・印刷  5部
  • 細則墨訳・印刷  5部
  • アンケート送付用シール  230枚
  • 社協発送元シール  60枚
活動
  • つつじ荘カルテ墨訳 5日、19日
  • 中央図書館区民の会ユニバーサル部会 10日
  • 合同ボランティア会 15日
  • ボランティアフォーラム準備会 26日

  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機タックシール貼り直し



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