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195号(2011年6月22日発行)

晶晶しょうしょうと  海鞘ほやの海あり  海猫ごめの島   田荷央

中央図書館避難訓練 Part2

T.M

  5月26日中央図書館で避難訓練が行われ、 私は視覚障害のKさんのガイドとして参加しました。 昨秋に続き2回目の参加です。 前回出された問題点がどのくらい改善されているのか、 期待しながらの参加でした。
  今回は普段と同じように図書館を利用している間に 大地震が起こったという想定の訓練で、館内のどこにいても いいとのことでしたので、Kさんと相談して対面音訳室 利用中にガイドがトイレに行ったという設定にし、 私は一人トイレの個室に身を潜めました。
  訓練開始。緊急地震速報と地震発生の館内放送が流れ トイレを見回りに来たスタッフは、入口付近にいた人を 誘導して出て行ったきり個室をノックしてくれることは ありませんでした。私は取り残されたのです。 それからしばらくして、Kさんのところに駆け付けた 私はKさんから、職員もスタッフも誰一人来ては くれなかったし声もかけてはくれなかったので たった一人で机の下にもぐっていたということを伺ったのです。 なんということでしょう!!合わせて70人以上の職員と スタッフがいるにもかかわらずです!残念ながら前回の 訓練の問題点はあまり改善されていないようでした。
  訓練でできないことが非常時にできるはずがありません。 区役所の防災課の方は災害時にはまず自助とおっしゃいますが、 自助が困難な人のために日頃からちょっとした気配り、 目配りをしていただけませんか?その「ちょっと」が 命にかかわるということを深く心に留めていただきたいと思うのです。
  今回感心したことは、支援室から参加の方が本を 被って頭を守っていらっしゃったことです。 後から伺ったら大震災の日、TVで東京ディズニーランドの 様子が放送され、売り物のぬいぐるみを来場者に配って 頭を守っていたのを思い出し、図書館では何が利用できるかと 考えて「本」がいいと思ったとのことでした。彼女の気働きに拍手です。

 


筑波大附属視覚特別支援学校公開

N.S

  小学校から専攻科の演習まで、見学して参りました。
  校舎が広く、設備もよく整っている印象を受けました。 使用する道具こそ違いますが、一般の学校と同じように、 様々な教科を友達と一緒に懸命に学んでいる姿に とても感心しました。
  地図などをはじめ、血管や臓器なども模型を 触ったりして確認していますが、時には勇気が いるかも…と思うのは見えるゆえでしょうか? 視覚以外を駆使する工夫は興味深かったです。



はじめまして

N.Y

  今年の3月まで、石油関連業界の中でIT関連の仕事をしてまいりました。
  昨年、北区の点字講習会に参加をし、未だ受講生の身ではありますが、 今回入会をさせて頂きました。
  六つの星は、コンピュータの世界でも、 数字や文字を表す単位として使用されており、 何か相通じるものを感じました。
  まだまだ素人(若葉マークで、もみじマークではありません)です。 皆さんの足を引っ張ることも多々あると思いますが、宜しくお願い致します。





今月の活動報告

打ち出し関係
  • エコー広場かわら版 6月号  7部
  • プラザ通信 6月号  13部
  • 会報(六星会だより)194号  20部
  • ぽけっと 6月号  12部
  • 図書館情報 104号  15部
  • 図書館情報 105号  15部
  • きたふくし 109号  22部
  • エンジョイ北区 6・7月号  15部
  • 支援室だより 48号  22部
  • 重要なお知らせ  32部
  • 意向調査  2部
  • 名簿 10部/ 墨字 20部
  • 23年研修会資料  2部
  • 上期研修事業  7部
  • 触読資料  1部
  • 取り扱い説明書  1部
  • 社協発送元シール  60枚
活動
  • つつじ荘カルテ墨訳 2日、16日
  • 中央図書館避難訓練 5月26日
  • 中央図書館区民の会総会 5月29日
  • 中央図書館ユニバーサル部会 12日
  • 合同ボランティア会 17日
  • 中央図書館打ち合わせ 24日
  • 滝1フェスティバル 25日
  • バリアフリー映画会手伝い 25日

  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機タックシール貼り直し



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