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193号(2011年4月27日発行)

水琴を聴く閑かさの春の蝶  田荷央

東日本大震災

A.K

  あの日、仙台から少し北 実家のある小さな駅で電車を降り歩いて5分、 大地震に遭遇しました。道路が波打ち、建物はギシギシ悲鳴を上げて揺れ、 ガラスが砕け散り・・・生きた心地がしませんでした。
  その日から10日間姉夫婦の家にお世話になりました。 電気・電話はやっと1週間後に復旧、水道は滞在中には復旧しませんでした。 幸いプロパンガスでしたが、乏しい食材での料理作りは大変でした。 わずかに開いているお店も品物が無くなると午前中でも早々と閉店です。 そのうえ雪が降るほどの寒さの毎日! 時代遅れとバカにしていた灯油の反射板ストーブと 湯たんぽがここで実力発揮し、助けられました。 夜はろうそくの灯のもとでは本も読めない、 灯油も節約ということで8時前には洋服のまま就寝! でも余震のたびに目が覚めなかなか眠れませんでした。
  「よくあんなことができたなあ!よく我慢できたなあ!」と 今思える事を色々経験しました(やらねばならないという状況でした)。
  そして20日高速バスで無事に帰宅する事ができましたが、 被災地の方々のご苦労や悲しみを思うとただただ早く地震が収まり、 平穏な暮らしに戻れることを祈るばかりです。
  このたびは会員の皆様にご心配をしていただき感謝しています。 有難うございました。 

 


フィンランドのKさんからエアメールです


  如何お過ごしですか? 地震の被害が大きくなかった事を知りほっと致しました。 連日のニュースも原発関連、被災地の現状と今だ問題が多いですね。 次々明らかになる津波の高さ、恐ろしさ、家族の方々の安否、 今後の事、放射能汚染の地域の広がり、食物への影響、 何とも言い表せない気持ちです。 計画停電は信号も止めてしまいますし、電車への影響もあります。 街は暗く物騒だと聞きました。商売や製造業なども大変な様子。
  こんな話題だらけの中でも桜の開花も耳にしました。 季節は春がやってきました。日本も一体となって明るく 暖かな日々を早く迎えられること祈ります。
  フィンランドもニュースで放射能問題を取り上げてますし、 夫の社食フロアにも募金箱。 マーケットにも赤十字から日本への募金呼びかけのTVが流れてました。 私がここにいなかったら、こんな遠い国の小さな街でも 支援が行われていることを知ることはなかったんだと思うと、 本当にうれしい思いで一杯になりました。



今月の活動報告

打ち出し関係
  • エコー広場かわら版 4月号  7部
  • プラザ通信 4月号  13部
  • 会報(六星会だより)192号  20部
  • ポケット21 4月号  12部
  • 図書館情報 100号  15部
  • 図書館情報 101号  15部
  • くおん 51号  11部
  • 支援室だより 46号  23部
  • エンジョイ北区 5・6月号  15部
  • 飛鳥山博物館カレンダー 春号  9部
  • 博物館案内  3部
  • 推進協議会名簿  1部
  • 推進協議会 資料送付  1部
  • 社協事業案内  35部
  • ヘルスキーパー協会会長選出  7部
  • 堀船小学校感想文 片面2部 両面2部
  • 薬の説明書  1部
  • 総会資料  10部  墨字20部
  • CD用シール  101枚
  • CD用シール  50枚
  • 中央図書館しおりシール  110部
  • 社協発送元シール  60枚
活動
  • つつじ荘カルテ墨訳 5日、19日
  • 中央図書館区民の会 10日
  • 合同ボランティア会 15日

  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機タックシール貼り直し



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