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112号(2004年7月28日発行)

とんでもなく暑い夏まっさかりですが・・・お元気ですか?
太陽はちょっと がんばりすぎだけど 夏はまだまだこれから・・・
がんばりすぎないで ゆっくりファイト!
水を飲み飲み歩いていこうよ!!



知らないものが一杯        T.E

  7月4日に障害者福祉センターで行なわれた支援室主催のミニ福祉展に行ってきました。 この情報は6月の合同ボランティア会でお知らせいただいていましたが、当日は暑いし忙しいし 「まあ、いいかあ」と思っていました。ところがHさんから「今、福祉機器展に来ています。 ないーぶネットを音声(商品名ですので省いてあります)で読んでもらったの!すごい!」と 電話が入りました。ならば、私も行ってみようと、ないーぶネットに興味を示されていたKさんを お誘いし、汗をかきかき出かけて行きました。
  まずはパソコン、視覚障害者用音声化ソフトのコーナーに直行し、説明を伺いながら 操作し、実際に音声を聞かせていただきました。次が視覚障害者用ポータブルレコーダー、 これは日常生活用具給付制度対象品になっている区もあるとの事ですが、以前見たものより コンパクトになっていて、デージー図書を聞くのに便利になっていると感じました。 マイクで話すとパソコン画面に文字が入力される機械は聴覚障害者の方々の 要約筆記に代わるものですし、立体コピーの機械からベッド、靴、食器などなど 便利グッズが一杯でした。
  身近な場所で様々な障害に関する福祉機器を見ることが出来、商品の説明をその場で伺える メリットがあり「まあ、いいかあ」でサボらないでよかったと痛感しました。
「くらし便利ぐっず」の定価付商品カタログを戴いてきましたので興味のある方はご連絡下さい。



「どきどき体験」から「ニコニコ体験」へ        T.M

  皆さん前号の私のどきどき体験を読んでいただけたでしょうか?今回はその後編です。
あの点字授業の後、5年生の皆さんや先生から感想文をいただきました。点字のことがわかって よかったですという内容にホッと胸を撫で下ろしたのですが、その感想文を皆で点訳し 打ち出したものに墨点字も付けてお届けしたところ、滝一フェスティバルにお誘いをいただきました。 点字も廊下に貼り出しますとのことで、Tさん、Fさん、私の3人で伺いました。 それぞれのクラスで工夫を凝らしたゲームに、もうたくさんの人が集まって大賑わいのなか、 まずは5年生の教室へ直行。おっ、あるある。貼り出した点字の前にいると「これ間違っているよ」と お母さんの声が。そこで「点字は耳に聞こえた通りに打ちます」とTさんの点字ミニ講座が始まり、 ついに私達は先生の机から紙とサインペンをお借りして、は→わ へ→え と「点字の約束」 なるものを書いて貼ってしまいました(もちろん、先生には後でちゃんと了解を得ました)。 授業がこんなかたちで広がるのはとても嬉しいことだと思いました。
  6年生の点字についての学習も大変よく調べてあり、感心しました。 PTAのパソコンで暑中見舞いのコーナーも興味深く、こんなソフトで勉強するのは 楽しいだろうなぁと、ソフトが欲しくなってしまいました。
最後におじゃました図書室には富士見橋エコー広場のN先生が不思議な時間割表の 作り方を教えていらっしゃいました。私達も挑戦しなんとか完成。 う〜ん、満足。満足。この日はニッコニコで家に帰りました。 子供達と先生方、保護者の方、地域の方が一体となった、とてもステキなフェスティバルでした。
  滝一小の皆さん、お招きありがとうございました。



研修に参加して        F.S

  7月8・9日に京都で開催された、ないーぶネットの研修会に代表と参加してきました。
ないーぶネットとは全国視覚障害者情報提供施設協会が運営する視覚障害者情報ネットワークのことです。 視覚障害者への情報サービスを行なっている全国の点字図書館やボランティア団体など、 約170の施設や団体が加入しており、6万タイトルもの点字データを保有し、 毎年5千タイトル以上も増加し続けています。視覚障害者が直接加入することもでき、 インターネットで点字データをダウンロードすることができます。 また、「ないーぶテレフォニーサービス」というものがあり、これは電話と会員番号だけで、 借りたい本をオンラインリクエストすることもできます。
  初日は京都弥生会館にて、「ないーぶネット入会マニアル」を作成した経緯の説明と内容説明、 「点訳の質」や「次期ないーぶについて」の話などがありました。
  二日目は会場を京都ライトハウスに移し、グループ研修で「登録文書製作基準」の部会に 参加してきました。昨年配布された製作基準にそっての説明でしたが、再確認できたことは、 「点訳のてびき 第3版」(2002年3月発行)が基準になっており、「製作基準」 (2003年6月発行)はないーぶネットに文書登録する場合の注意点を中心にてびきを 補足したものであること。そして、「点訳のてびき 第3版 Q&A」(2004年1月発行) は寄せられた質問に回答する形式でてびきを解説したものだということです。 また、BESの機能(ページ番号付加・目次作成・見出し指定・読み上げなど)を 正しく使いこなすことが前提になっているとのことでした。そして、点字データのミスが 発覚した場合は速やかに訂正データをアップし、掲示板で報告するそうです。
  全国からの参加で片面の打ち出し機しかない所やBASE以前のパソコンを使っているなど、 他団体の実情を聞くこともできました。私たちは皆、BESのパソコンに切り替えることができ、 両面の打ち出し機も3台あります。随分恵まれていると改めて感謝すると共に、より質の高い 点訳本作成のために各自「製作基準」や「Q&A」を活用して仕上げねばと思いました。 



初めての点訳本        K.E

  ヤッター!!やっとついに2冊ひもで括るまでできました。 トホホ・・・こんな“産みの苦しみ”はありませんでした。3人産むより大変です。 校正紙が何枚もたまり、頭の上をいろいろな説明が飛び交う。でもくり返し言って いただいたおかげで少しはわかってきたかなあと思います。 これからもあきれずによろしくお願いします。



7月活動報告        

  • エコー広場かわら版7月号 7枚x4部
  • 新刊案内54号 3枚x10部
  • JRPSああるぴい51号 60枚x34部
  • 六星会だより111号 6枚×24部
  • 事業概要 28枚x1部
  • 中央図書館ポケット21 7月号 9枚×6部
  • プラザ通信7月号 25枚x9部
  • 北ふくし82号 14枚×25部
  • 博物館カレンダー 8枚×3部
  • つつじ荘カルテ墨訳 7月2日、20日
  • エコー広場点字教室 7月5日
  • 合同ボラカイ 7月16日
  • 中央図書館シール 30枚
  • 滝野川会館、スポーツセンター、北療育園、北とぴあ、障害者福祉センター  自販機張りなおし
  • JRPS会報発送手伝い 6月26日
  • 滝野川第一小学校フェスティバル見学 6月26日
  • ないーぶネット研修会 7月8、9日
  • 社協学習室利用話し合い 6月29日
  • タックシール付き絵本 
    センター図書室 1冊、浮間図書館 1冊
  • 「くものきれまに」「ふぶきのあした」各全1巻 筑波大附属盲学校
  • 「模倣犯(上)」12〜13巻 福祉センター図書室
  • 「もりのピザやさん」全1巻 田端中学校






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