トップページへ戻る会報 > 103号



103号(2003年10月22日発行)

天高く、どこまでも空!
夕焼け空をヨーイ・ドン!で、
雲がゆっくり、かけっこしてる・・・

六星会だより拝受致しました      TA

  先般お渡しいたしました視覚障害者のコンピューター使用調査は、ある面から見ますと 利用状況が進んでいると思われますが、視覚障害者全体から見ますと未だ未だの感があります。
  一般の方でもインターネットの利用ができるかできないかによって如何に生活そのものの 質的な変化があるか、全く利用できない人から見ますと、買い物でも旅行でも。 又、色々な情報にしても損をしていることになります。
視覚障害者が一番損をしていることは、これらの丸得情報を始め、得難いものからくるもので、 その意味でのインターネットやメールを駆使することができるようになるだけで、大きな 生活の変化をする子トンいなります。
  私自身で考えてみても、列車の予約、宿泊の予約、買い物、本の注文、銀行からの送金等、 あらゆる面で生活の役にたっており、外出しなくともできる便利さは何にも代えがたいものとなっております。 連絡先の検索、百科事典を開くことも殆どいらなくなり、生きた情報を入手できます。 これらを総合すると、視覚障害者の為に作られたもののような感が致します。
  昭和40年代ですが、当時の東京視力障害者で講演をした際に、丁度プッシュホーンが開発され、 それがホストコンピューターを利用して複雑な計算の個人使用が可能になれば、視覚障害者の 情報通信、文書の読み上げ等のサービスができると、将来について語りました。 当時はコンピューターが個人的に所有して、このように小さくなり、たやすくあらゆることが できるとは思わなかった上での発想でした。それが、このように、いともたやすく理想的なものに 変化した訳ですから、視覚障害者の武器として使わない方はないと思っております。 もっと強力に視覚障害者の為の教育支援の組織ができるべきと思っております。 宜しくお願い申し上げます。







上に戻る

「目次」に戻る


Copyright (c) 点訳サークル六星会(福祉センタークラス)All rights reserved