鈴木鈴(すずき・りん)は、私立・星柳学園の中等部1年生。引っ込み思案でおとなしい鈴には、意外な能力がある。予知夢を見ることができるのだ。でも、その能力のことを知っているのは、家族と、近所の大学生航平、そして、電話で話したことしかない「オフサイド刑事(デカ)」だけだ。 予知夢で見た少女を、学園のオープンスクールのときに助けた鈴。後日、その少女が鈴の前にあらわれ、「連続爆破犯さがしの競争をしよう」ともちかける。少女・風那(ふうな)は、小学校6年生。触ったものの記憶や現在の姿を見ることができる超能力の持ち主だったのだ。 鈴は、犯人逮捕の助けになればと、謎の刑事「オフサイド刑事」に、風那の存在を教える。そんなとき、爆破に関係する予知夢を見て……。 鈴の秘密を知らない親友・由里との友情、そして、風那と鈴の対決の結末は? |
題 名 | 予知夢がくる! ライバルは超能力少女 |
著 者 | 東 多江子 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-251-03738-1 |
点訳巻数 | 全1巻 |
点訳完成 | 2023年11月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 |
点訳者コメント | <T.M> 連続爆弾事件や予知夢。ちょっぴり怖い場面があるものの、全体を通して少女らしい可愛らしい感情がたくさん描かれ、自分の中学時代をなつかしく思い出しながら点訳を進めました。謎の刑事はオジサンなのか?意外と若いのか??ほかのシリーズも読んでみたくなります。 |
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