東京で暮らしていたハヤトは中学受験を経験する。無事合格したものの、周囲の秀才たちに劣等感を感じて不登校になってしまった。ハヤトを心配した両親は母親の実家のある広島に引っ越すことを決断。ハヤトは市内の公立中学校に転校する。 新しい環境にも慣れてきたころ、学校では職場体験の準備が進んでいた。将来への不安を日々漠然と感じていたハヤトは、ふと「働くことの意味」「就きたい仕事」について思いをはせる。 同居する叔母・優は、そんなハヤトにある本の一部を手渡す。そこにはハヤトがまさに悩んでいた「働くとはどういうことか」が書かれていたのであった。 お金、働き方、仕事の見つけ方、幸せ、新しい時代、勉強……。本を通してさまざまなテーマ、さまざまな考え方を知るうちに、ハヤトは自分自身を見つめ、精神的に大きく成長していく。 なぜ優はハヤトに本を読ませたのか? 最後、驚きの展開とともに、真相が明らかになる。 |
題 名 | なぜ僕らは働くのか―君が幸せになるために考えてほしい大切なこと |
著 者 | 池上彰 監修 |
出版社 | 学研プラス |
ISBN | 978- 4-05-205171-5 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2023年7月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <S.K> 筑波大附属視覚特別支援学校からの依頼本です。 「マンガを豊富に交えてわかりやすく解説」された本の点訳は マンガや図表の点訳に挑戦した共同製作となりました。 マンガはI.Yさんが担当し、I.Sさんに触読をしてもらい、ご意見を伺いました。 仕事、お金、働きがい、AIの進歩、多様性の尊重、人生100年時代…。 多くの人に読 んでほしい本です。 |
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