トップページへ戻る > 新訳本情報 >  神隠し 異聞「王子路考」



第9回北区内田康夫ミステリー文学賞大賞受賞作
題 名神隠し 異聞「王子路考」
著 者安堂 虎夫
点訳巻数全1巻
点訳完成2011年6月
納品先中央図書館
点訳者コメント <T.E>
第9回 北区内田康夫 ミステリー文学賞大賞 実業之日本社発行 ジェイノベル4月号掲載されたものです。
歴史上の謎に基づいて書かれた内容で、面白く読ませていただきました。
言葉づかいや、地名、神社などの読みには校正していただいた皆さんに助けられました。


内田康夫さんの講評

第9回に寄せられた応募作は過去最高だった昨年をさらに上回る、283点。 第一次、第二次審査での採点のばらつきにその拮抗ぶりを見ることができます。 最終選考にノミネートされた五作品はその中でも群を抜いており、まずは妥当な 結果だと言えるでしょう。

特別賞の『誕生』は、傑出して爽やかな物語です。しかし、 いかにも善人ばかりがタイミングよく出てくるのがご都合主義的で、 ミステリーとしては甘さが指摘されるでしょう。

浅見光彦賞の『話、聞きます』は、途中までは快調に読ませたのですが、 ラストのドタバタで興を削がれました。話全体を認知症の人の「話」として オチにすれば、成功するかもしれません。

大賞の『神隠し 異聞「王子路考」』はよく練り上げられていました。 文章も物語の展開もまずまず。現在の北区周辺が江戸期はどうだったかを 丹念に取材して、みごとに再現しています。 読売(瓦版)作者を主人公にした人物配置も申し分ありません。 大賞に価する佳作だと思います。
〜公式サイトより〜





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