神が人であり、人が神であった時代……。
天と地と海をめぐる、壮大なファンタジー
野山をかけ、弓矢できつねを狩り、
人々と平和な暮らしをたいせつにする山幸(やまさち)。
対する兄の海幸(うみさち)は、権力を振りかざし
、隣国とのいくさにあけくれる。
ふたりは、イネが黄金色にかがやく平和なヒムカの国の王の座をめぐって対立。
兄の策略によって国を追われた弟は、海の国の王の娘・豊玉姫と結ばれ、
海の王子となる。
天と地と海が舞台の壮大な物語。
題 名 | 海の王子 |
著 者 | 三田誠広 |
ISBN | 978-4-06-285075-9 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2014年2月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.A>
日本の神話をもとに書かれた遠い昔の日本の物語です。 王子達(海幸・山幸)、それぞれの考え方の違いにより民が平和に生活をする為に、 何をしなければいけないのか、神々から生きる道の何かを学びながら、 王子達が成長して次時代へつないでいく物語です。 争いからは何も生まれないと伝えている、 この物語は今の時代にも、当てはまるのではないでしょか。 また、点訳にご助力頂いた皆様に感謝申し上げます |
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