潮風のわたる入り江の町。
ナオがきいたのは、カワウソの声なのか?
母を交通事故でなくしたナオは、父ともわかれ、
おじ夫婦のすむ入り江の町で暮らすことになった。
母の死を、心の傷としてかかえるナオだったが、
岬のほら穴にすむといわれるカワウソの話に心ひかれていき、
友達のセイといっしょに、ほら穴のなかへと入っていく。
題 名 | 海にむかう少年 |
著 者 | にしざきしげる |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2005年5月 |
納品先 | 筑波大学附属盲学校 |
点訳者コメント | <I.Y> 照り付ける太陽、青い海、磯の香り・・・ 海の思い出がよみがえり、すーっと少年の心に入っていけました。 点訳では、複合動詞? 中止法?で、身体をよじって悩みました。 |
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