大きな大陸からずーっと遠くはなれた、小さい小さい南の島に住む少年ティオ。 「受け取る人がかならず訪ねてくるという不思議な絵ハガキをつくる絵ハガキやさん」など、ティオが島でであったちょっと不思議な出来事や、人々との出会いをさわやかに、美しくつむいだ物語です。いつかゼッタイにこんな島に行きたい、そして、不思議な島でのお話なんだけれども、その島はどこかに本当にあるのではないか?と思えるような気持ちにさせてくれる物語です。 池澤夏樹を青い鳥文庫で! |
題 名 | 南の島のティオ |
著 者 | 池澤 夏樹 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285241-8 |
初 出 | 1996年8月に文藝春秋より刊行された「南の島のティオ」(文春文庫)を元に、一部表記をひらがなにして全体にルビをふり、イラストをあらたにつけたもの。 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2016年8月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.H> 広い空、青い海、珊瑚礁に囲まれた南の小さな島で、ホテルの手伝いをしている少年、ティオ。ホテルのお客さんや島の人々とかかわって起こる出来事に真摯に向き合う姿がとても好感を持ちました。日々、刻々と変わる情報の渦の中で忙しく生活している人がこの島で過ごしたら心身とも癒され活力が湧き、生きる喜びに満ちる事、間違いなし!行ってみたい住んでみたい、あこがれの島です。 |
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