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独身女、家を建てる
30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。
それは、家を建てること――。仕事よりも、恋よりも、
結婚よりも、家……それは正しい女の生き方ですか?
今一番注目の女性作家・中島たい子新作小説。

「家、欲しいな」
わずかであっても空間に囲まれている、独立した建物。
その個体を専有して暮らす私。
イメージしたとたん頭の中の霧が晴れていくような感じがした。
ちょっと待って、私、今なんて言った?
思考を切るようにイスから立ち上がり、キッチンにもどった。
紙袋の中から蟹缶を出して、食料品棚にしまい、
アボカドも野菜かごに入れる。
でも、さきほどの爽快感はまだ残っている。

別れて1ヵ月以上たった彼から突然届いた「宅急便」。
はたして中身は……?傑作短編「彼の宅急便」同時収録。

題 名建てて、いい?
著 者中島 たい子
出版社講談社
ISBN978-4-06-213938-0
点訳巻数全2巻
点訳完成2012年11月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
点訳者コメント <O.A>
 30歳の独身女性が、家を建てることに・・・。
おひとり様の家。建つまでのいろいろな出来事が書かれていて
一人の女性として興味深く読みました。
こんな家、建てられたら楽しいだろうな。





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