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すらすら読める 朝鮮王朝禁じられた愛

作家である多胡吉郎氏は、NHKで韓国取材に長く携わったほか、 韓国の家族の交流や歴史についての本を何冊も刊行している韓国のスペシャリストです。 また、作家としての文章力にも定評があります。

その多胡氏が、厳選した韓国王朝500年27代の間であった、 とっておきの禁じられた愛を描き出す。もちろん虚構ではなく史実に根ざし、 まるで物語のように読める形で。身分違いの恋、政敵との恋愛、 戦争によって終わった恋など、さまざまな障害の中、人を愛する純粋さが伝わってきて読者の胸を打つ。

朝鮮王朝のことが分からない人のために、どんな時代の物語が韓国ドラマになっているか、また、王朝の流れなどについてもコラムで詳述。恋物語として楽しめ、韓国ドラマ好きにも読める内容です。2013年1月からは、今回の第1話でも出てくる成祖が関係する『太陽を抱く月』がNHKBSプレミアムの夜9時枠(『イ・サン』『トンイ』などを放送した枠)で放送されます。そうしたことも追い風になると思い、企画します。

題 名すらすら読める 朝鮮王朝禁じられた愛
著 者多胡 吉郎
出版社講談社
シリーズ少年少女日本文学館
ISBN 978-4-06-218196-9
点訳巻数全3巻
点訳完成2023年8月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント <I.Y>
本文は全体を通して、名前や地名はもちろん普通名詞にも韓国語のカタカナのルビがふってあります。
さあ、漢字の説明はどうしたらいい? 漢字は見れば意味がある程度わかりますが・・・。
韓流ドラマを見ていて韓国語がある程度分かる人なら「すらすら読める」本となりますが、 漢字説明をほとんど入れませんでしたので、消化不良になる点訳になってしまったかも知れません。






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