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「生」とはなにか、「死」とはなにか――

いま親子で考える「生」と「死」の意味

短くても美しく生きる捨て子ライオン。
子どものために死の中に飛び込むヌー。
他者の死を悼み弱者をいたわる象……
「生」の重さはその長さだけではない。

動物も人も死を避けるために、いろいろ工夫をします。
しかし、その工夫は「生」全体のあくまで一部なのです。
そんなことばかり工夫していては、「生」の楽しみを忘れてしまいます。
死はせつないけれども、必要なもの、大切なものなのです。
いまこそ、私たち人間は、「生」と「死」を見つめ直す時期なのかもしれません。

題 名サバンナの動物親子に学ぶ
著 者羽仁進
ISBN978-4-06-217203-5
出版社講談社
点訳巻数全1巻
点訳完成2014年2月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント <T.M>
生きるために、毎日精一杯 努力し、 一生懸命「生」を全うして それでも「死」が訪れた時、自然に帰り多くの生命につながっていくという、サバンナに生きる動物達の、 たくましさ、厳しさ、せつなさをえがいた作品です。
子供向けに書かれていますが、大人も読みごたえのあるお話です。





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