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最後の言葉 戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙


妻に、子どもに、父母に、恋人に――最後に伝えたかった大切なこと   激戦地で日本軍将兵が書き遺した「小さな言葉」が60年の時を越えて、あなたに語りかける

第2次世界大戦の激戦地に日本軍将兵が遺した膨大な手紙や日記、手帳が見つかった。
60年の時を越え、彼らが伝えたかった言葉は遺族のもとに届くのか?僕たちは間に合ったのだろうか?
NHKハイビジョンスペシャル『最後の言葉〜作家・重松清が見つめた戦争〜』で話題を呼んだ感動ドキュメンタリー。

私は困惑した。当然、喜んでもらえると思っていたからである。戦争を知らない若造の出過ぎた行為だったのか。
「ハイって渡されて感動する、そんな簡単なものじゃなかと。何せあれから60年もたっているけんね」――<第1章より>

題 名最後の言葉  戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙
著 者重松 清・渡辺 考
出版社講談社
シリーズ講談社文庫
ISBN978-4-06-275787-4
点訳巻数全4巻
点訳完成2023年5月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント <N.Y>
コロナ禍もあって読み合わせが出来ず大変時間がかかってしまいました。 校正を受け持って下さった方にもこれ以上無いくらいお世話になりました。
何年か前NHKで放送された同じ主旨の番組がとても心に残っていたので興味深く点訳させて頂きました。
戦争で引き裂かれた家族へ、数十年を経て届けられた手紙や日記の言葉たちの 辛いドキュメンタリーではありますが、決して暗くはなく、出来るだけ多くの人に読んで欲しい1冊です。






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