船が大あらしにあって海に投げ出され、たったひとり無人島に打ち上げられたら、
あなたなら生きていけますか?
食べるものは、すべて自分でつくらなければならない。いろいろな道具も、
なにからなにまで自分でくふうしてこしらえなければならない。
いつ助け出してもらえるかもわからないのです。
そんなふうにして28年間をすごした男、それがこの物語の主人公、ロビンソン=クルーソーです。
孤島でくらしはじめてから15年めのある日、クルーソーは無人島のはずの砂浜に、
人の足あとを見つけます。しかもそれが、人食い人種の足あとだったとは!
さあ、このピンチを、クルーソーはどうやってきりぬけ、どうやって島からぬけだしていくでしょうか。
題 名 | ロビンソン漂流記 |
著 者 | ダニエル=デフォー |
訳 者 | 中野 好夫 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全4巻 |
点訳完成 | 2004年3月 |
納品先 | 筑波大学附属盲学校 福祉センター図書室 |
点訳者コメント | <N.Y> ロビンソン漂流記は、ロビンソンが、漂着して 何も無い、しかも無人島なのか、どうかもわからない 島で、いろいろな危険に遭いながらも28年間も過ごした物語です。 初めは、安全な住居を確保し、その後 努力と工夫で 自給自足の生活を築き上げて行く様子を年、月、日、 期間など日記風に記してあり わかりやすく 読み易い本でした。 又、20年以上もの間 孤独な日々を過ごしてきた なんて想像するだけでもぞっとする思いです。 ロビンソンの勇気と努力には感動しました。 子供も大人も一緒に楽しめる本だと思います。 |
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