やさしすぎる剣だから、その切れ味は、鋭さを増す――。 おしよせる時代の波。凜九郎は、それを切りひらけるか? 青春時代小説シリーズ、第2弾! 亡き父と時の老中・安藤信睦とのあいだに確執があったことを知った凜九郎は、 さくらとともに安藤の屋敷にもぐりこみ、若君の警護の仕事を得る。 隠された父の“もうひとつの顔”を探るため、 安藤との面会の機会を待つ凜九郎だったが、一方で、八木道場の千穂と、幼なじみのおゆきのその後も気になるのだった。 第一章 稲妻返し 第二章 追跡 第三章 涙 第四章 過去 第五章 別れ |
題 名 | 凜九郎(2)《父の秘密》 |
著 者 | 吉橋 通夫 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-269387-5 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2016年6月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <N.Y> 平成28年では18歳より選挙権、江戸時代では16歳元服。 時代は変われども、責任の重さ、進むべき道を決める年齢は若くなる。 悩み、考え、行動へ 本書の時代背景を現代に置きかえて読むのも楽しいのでは。 |
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