チェルノブイリ原発被災者の少年がくれたもの――それは、初恋と希望だった。
生きていて。未来への祈りをこめて贈る一冊。
わたしは忘れない、11歳の夏を――。
兄が事故で死んでから、うまくいかなくなった徳光海歌(みか)の家族のもとへ、
その夏、12歳の少年・セリョージャがやってきた。
チェルノブイリ原発事故で被災しながらも、明るさを失わないセリョージャに対して、
冷たい態度をとりつづける海歌。どうしても素直になれなかった。
セリョージャへの思いは、初恋だったのに――。
生きる希望を描く、日本児童文芸家協会賞受賞作品。
題 名 | レネット
金色の林檎 |
著 者 | 名木田恵子 |
ISBN | 978-4-06-285284-5 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2014年3月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.H>
願い続けていきたい! チェルノブイリ原発事故・福島原発事故で被災された、 全ての人達が健康で心地よい生活が送くれますように。 レネットが大地に芽ぶき、金色のりんごがたわわに実る日が来ますように。 |
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