優弥はある日、繁華街で男子高生に絡まれていたところを、通りかかった稀星に助けられる。 裕福な家に生まれ、進学校に通う優弥と、底辺校に通いながら、家計を助けるためアルバイトにいそしむ稀星はお互いの違いにとまどいながらも、しだいに惹かれあっていく。 育ってきた環境が、まったくちがう2人が恋に落ちたら、見える世界はどう変わるのだろう。 2人の恋が現代日本を映しだす、格差社会のラブストーリー。 |
題 名 | 野原できみとピクニック |
著 者 | 濱野 京子 |
出版社 | 偕成社 |
ISBN | 978-4-03-727330-9 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2021年9月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 |
点訳者コメント | <S.K> 読後感は爽やか。橋をかける小さな試みをする側にいたいです。 児童書、侮れませんね。点訳のため、一字一句数回は読み直すので 心に残ります。 グループラインでの複数の会話の点訳などは悩みました。 |
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