美しい人魚の悲しみを秘めて波間に揺れる赤い火影
童話を、文学のひとつのジャンルとして確立した、
小川未明、坪田譲治、浜田広介の作品16編を収録。
この巻に収められている小川未明、坪田譲治、浜田広介の3人の作家は、
一時はよく児童文学の御三家と、たぶんの羨望と、
時にはユーモアをこめて、呼ばれたものだった。(中略)
それほどにこの3人は、いずれも明治の中頃に生まれながら、
すぐれた作品をつぎつぎに出すと共に、長寿にも恵まれて、
戦後にも盛んな活動を続け、文字通り近代の児童文学を切りひらき、
守り育ててきた大恩人だったのです。――「児童文学の御三家」より
題 名 | 赤いろうそくと人魚 |
著 者 | 浜田 広介 |
著 者 | 坪田 譲治 |
著 者 | 小川 未明 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2006年4月 |
納品先 | 筑波大学附属盲学校 |
点訳者コメント | <T.S> 還暦を迎えた私が、 幼き日に読んだなつかしい童話を 何十年かぶりに読み返す機会に恵まれ、 楽しい日々でした。 |
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