桜の山学園小学校では、現在、5年生の間で新聞をまるめたボールとバットを使って遊ぶ「新聞野球」が大流行中。
朝の教室で男子たちが野球に興じていると、花びんにボールがあたって割れてしまった。その花びんは、クラスの担任、ぴよちゃんが持ってきたもので、大のお気に入りだった。
「ぴよちゃんにバレる前に直して!」とあわてふためく男子から修理を依頼された結子たちは、修理中に花びんの中に隠されていた黄ばんだ紙を発見する。
未来の桜小の生徒へ   さあ これが、ぼくらが残す最後の問題だ。   ぼくらの宝は、真ん中に埋めた。   三つの花びんと、校歌がヒント。   見ているだけじゃ、わからないよ。   チャンスはたったの一回きり。   一から最後は六十六。   開いてかぞえて見つけてごらん。    桜小 パズルクラブ それは、かつて桜小にあったというパズルクラブが残した、「宝の場所」にかんする問題だった−−。 |
題 名 | 桜小なんでも修理クラブ!
−花びんに残されたメッセージ− |
著 者 | 深月 ともみ |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285289-0 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2016年10月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <O.M> 今回の修理は、かつて存在した「パズルクラブ」が 残したメッセージから謎を解いていくお話です。 点訳 2冊目。少し時間が短縮されました。 |
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