わたしたちのまわりには、森林のおくりものがいっぱいあります。本も、ノートも、鉛筆も、みんな森林のおくりものです。それだけではありません。わたしたちが呼吸する酸素は、だれが作ったのでしょう? これも、緑色の植物が、長い年月をかけて作ってくれたものなのです。 水道の蛇口から流れる水も、森林からのおくりものです。 降った雨が森林の土にすいこまれ、地下にしみこんで地下水となり、ゆっくりゆっくりわきだして、流れでたものが、川の水なのです。 森は人間を支えてくれています。そのうえ、森の土の栄養が、海に流れ込んで、魚を育ててもくれているのです。森林は、自然を支えてもいるのです。森林のさまざまな働きを知れば知るほど、その大切さがわかります。 ロングセラーノンフィクション、「生きている」シリーズの新装版第3弾。 自然や、人間の見え方がきっと変わる、小中学生から大人まで、必読の1冊! |
題 名 | 森は生きている 新装版(自然と人間) |
著 者 | 富山 和子 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285322-4 |
点訳巻数 | 全1巻 |
点訳完成 | 2023年11月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <O.H> この本を読むと、なぜ森は大切なのか、土はどのように生まれたのかが分かります。 農業と比べ、話題になる事の少ない林業。 日本と森の深いつながりとは?児童書ですが 大人も勉強になります。 |
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