元気が出る「家族」の物語。 ママが、がんばってるのは知ってる。パパが、せつないのもわかる。でも、ぼくだって――! それぞれの想いをのせて、ママの「黄色い子象」は走る。ね、黄色い子象。ぼくたち、どこへ行くんだろう? ぼくが学校から帰ると、車庫には見たこともない車が入っていた。 うちは、パパがいない。いるのはぼくと、妹のななと、ママだけ。 よって、その黄色い小さな子象そっくりの車を運転するのは、ママ。 ぼくははっきりいって、おそろしかった。だって、ママは、 ちょっとありえないくらいのおっちょこちょいなんだ。ああ、ぼくたち、無事でいられるのだろうか……? |
題 名 | ママの黄色い子象 |
著 者 | 末吉暁子 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285144-2 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2016年3月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <N.Y> 二人の子供を抱えたドジなシングルマザーが、やっと取得した 運転免許を切っ掛けに、次々に起こる事件!事件! 免許取り 立ての頃、同じような経験をした時のハラハラ・ドキドキ感いっぱい の楽しい本です。共感する所もあり、楽しく点訳する事が出来ました。 一冊の本の点訳は初めてで、改めて「書き方の形式」や本に書い てある事を一字一句、正しく正確に点字に置き換える大切さを実感!! 多くの方々のお力をお借りして何とか完成しました。ありがとうこざいました。 |
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