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祖母から受け取った愛情で、ジーナは大人の階段をひとつあがる。
全米児童書書店協会選定 2010年E・B・ホワイト推薦図書賞受賞

この宿題、嫌いじゃないよ
中学1年生のジーナの心は、友情と家族愛に包まれ、
色づく秋の木の葉のように、美しく染まる。
熟れたイチゴみたいなほっぺに、くるくる赤毛のジーナは、
不器用な少女。中学1年生の秋、
ジーナはクロスカントリーの花形選手として練習にはげむ。
が、木の葉を集める宿題ができなかったら、
大会に出場させてもらえないことに。
ライバルのビアンカ、クラスメイトのルビー、
そして淡い恋の予感がするジグとの友情。
そして、物忘れが多くなってきたおばあちゃんと家族の確執が重なり、
この秋、ジーナは大人への階段をひとつ上がる。

(原題) The Brilliant Fall of Gianna Z.

 
題 名木の葉のホームワーク
著 者ケイト・メスナー
翻訳者中井はるの
ISBN978-4-06-283222-9
出版社講談社
点訳巻数全3巻
点訳完成2014年6月
納品先筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント<I.Y>  
「おばあちゃんが心のなかでどこかへ行ってしまったら、 もどってきてと知らせるベル。あたしがずっと鳴らしつづけるよ。」
認知症のおばあちゃんを思う主人公ジーナの言葉にホロリ。
ジーナや家族友人の温かく深い愛情と、色鮮やかな紅葉の風景とが重なりました。





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