母の入院のために親戚の家に暮らすことになった水内洵と妹の沙菜。地元の人たちが「風の館」と呼ぶ屋敷で、洵は幽霊の洵吾をはじめ、二本足で立ってしゃべる猫、意地悪なカラス、動く鎧武者など、奇妙なものたちに出会い、不思議な体験をする。 この館は二つの世界が重なっていて、彼らはもう一つの世界の住人なのだ。そして二つの世界を行き来できるのは、風と洵だけなのだという。 そして、人と人ではないものが共に住めるこの館を狙って、邪悪な化け物が襲いかかってきた! 化け物の正体とは何なのか。 共存か、それとも対決か−−。 洵は館と愛する人たちを守るために、最後の戦いに挑む! |
題 名 | 風の館の物語4 −美しき精たち− |
著 者 | あさの あつこ |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285376-7 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2021年7月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.A> 風の館の物語のシリーズの最終巻です。風の館を巡って化け物との対決と館を 守りたい人々と自然のかかわりの中で一生懸命戦い日常の生活を取り戻して 未来に向けて進んで行くお話です。登場人物の描き方や言葉にとても癒される本なので 是非読み進めて下さい。 |
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