地元の人たちが「風の館」と呼ぶ屋敷で、洵は幽霊の洵吾をはじめ、二本足で立ってしゃべる猫、意地悪なカラス、動く鎧武者など、奇妙なものたちに出会い、不思議な体験をする。 この館には二つの世界が重なっていて、彼らはもう一つの世界の住人なのだ。そして二つの世界を行き来できるのは、風と洵だけなのだという。 年末のある日、洵は町で顔のない男に出会う。さらに、行方不明だった千夏の父・千昭が10年ぶりに風間家に帰ってきて、「風の館」に不穏な空気が流れはじめる。 |
題 名 | 風の館の物語3 −館を狙う物− |
著 者 | あさの あつこ |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285355-2 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2021年7月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.A> 水内洵と沙菜は預けられた風間家でみんなと楽しい年末の大掃除を手伝い洵は 果歩さんにお買い物を頼まれて町に出かけた。そんな時に商店街に謎の男がいた。 そして千夏の父親が10年ぶりに帰って来る。それから不思議なことが・・・ 1巻を読み始めると4巻までいかないと結末がわかりません。 |
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