先生のカメは、呼べば走ってくるらしい 「ほんとう?」 「亀って、そんなにかしこいの?」 中村家の亀たちは、手をあげてあいさつしたり、呼べば走ってくるという。 目を見て、心を通わせれば、こんなにかわいい生き物はない。 これから話す主人公の亀たちは、私の家に20年ぐらいいて、 マンションのベランダから部屋に上がることを覚え、 私が呼べばすぐにそばまできたり、私を追って、部屋から部屋へと 歩いてくるようになったりした。――(はじめに――より) |
題 名 | カメちゃんおいで、手の鳴るほうへ −友だちになれる亀の飼い方− |
著 者 | 中村 陽吉 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06211595-7 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2025年4月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <N.Y> 亀にも個性があると云う事をこの本で初めて知りました。 食べ物の好みも日常の行動パターンも感情の表し方も本当にそれぞれなのですね。 何よりも亀ちゃん達を見守る著者の目線の温かさに癒されました。 |
Copyright 点訳サークル六星会(福祉センタークラス)All rights reserved