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「少国民」と言われ兵隊ゴッコに明け暮れた日々
──子どもの目で捉えた「戦争」とは?

「少国民」と言われ、兵隊ゴッコ≠ノ明け暮れた──
日本が負けるなんて思わなかったから。
食糧が乏しくなり、家や町が破壊されていく不安、 親元から離れるつらさや淋しさを救ってくれたのは 「富岡」の人々のやさしさと自然だった。
曇りのない子どもの目でとらえた「戦争の愚かさ」とは──。
戦争の狂気や悲惨さを忘れかけている現代、その轍を踏まぬよう警鐘を鳴らす。

題 名ぼくら鏑川戦争応援団
群馬県富岡町へ集団疎開した王子第二国民学校の児童たち
著 者石毛 多喜男
出版社文芸社
ISBN978-4-286-15523-4
点訳巻数全3巻
点訳完成2016年3月
納品先北区中央図書館
筑波大学附属視覚特別支援学校
サピエ図書館登録済み
点訳者コメント <A.K>
分冊点訳のまとめをしました。
戦争中王子の小学校から群馬県富岡市へ集団疎開した 子ども達の物語(実話)です。食べる物、遊ぶものに不自由している子ども達が歌う 歌は軍歌ばかり。文中、多くの軍歌が引用され、初めて軍歌をじっくりPCで聴きました。 又、文中には献辞・口絵・点訳書凡例・漢文・写真・たくさんの参考文献などがあり、 点訳の勉強におおいに役立った本でした。






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