いつもそばに、犬がいた。 大家族の歴史と絆を共有した初代五郎。幼い姉妹に命の儚さを教えた2代目ボスク。昭和の大阪の息づかいを蘇らせる3代目ヤロス。人生の岐路に立ち会った4代目マッシュ。そして、老いを受け入れ、生を全うした同志ルーカス。 銅版画家である私は、版画の性質上、ものごとを反転させて考えることがしばしばある。あるとき、犬(DOG)を反転させると神(GOD)になることに気づいた。そう、犬は神様なのだ。――<本書「序」より> |
題 名 | 犬は神様 |
著 者 | 山本 容子 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-213715-7 |
点訳巻数 | 全1巻 |
点訳完成 | 2018年3月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 |
点訳者コメント | <S.K> "犬は神様"とは、どういう意味だろうと思いました。 "God is dog"を 逆にすると "Dog is god"に なるので 面白いとおもいました。 作者の犬に対する愛情が伝わってくる内容でした。 |
Copyright 点訳サークル六星会(福祉センタークラス)All rights reserved