好評の「日曜日」シリーズ。
音楽室、理科室、図書室、給食室に続く第5作目は、保健室の仲間たちのおはなしです。
今日は日曜日。
保健室の仲間たちは、人間の子どもたちのまねをして、視力検査の真っ最中。
保健室の先生役の身長計が、一番に並んだほうたいに指し示す検査表は、
たんこぶがつくったイラストバージョン。体重計やきずぐすりまで、
みんな勝手につくった検査表を出して大騒ぎの中、だっこ赤ちゃんだけは浮かない顔です。
その理由は、子どもたちに「にせものの赤ちゃん」といわれたからでした。
心臓の音がしないだっこ赤ちゃんは、生きていると言えないのでしょうか?
みんなも、自分たちが「生きてるしるし」のないことに寂しい気持ちになってきます。
でもくよくよしてなんかいないのが、保健室の仲間たち。
みんなで「生きてるしるし」を探しに行こう! と張り切って学校の外に出かけますが……。
題 名 | 保健室の日曜日 |
著 者 | 村上しいこ |
ISBN | 978-4-06-195735-0 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 片面全1巻 |
点訳完成 | 2013年9月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <O.H> 「保健室の日曜日」を、初めて点訳させて頂き、点訳者に自分の名前を入れた時は、感慨深い物が有りました。 沢山の方の手に触れ、楽しく読んで頂ける様、願っております。 |
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