イギリス植民地時代のインド。ほとんど家に帰らない父親と、パーティー三昧の美しい母親のもと、乳母と使用人まかせで育ったメアリは、気むずかしい少女でした。 ある日、コレラの流行で両親が亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父、クレイブン氏に引き取られることになりました。 荒野(ムーア)の外れにある伯父の屋敷は、うっそうと暗く陰気でした。することもないメアリは、陽気な使用人マーサの提案で、お屋敷の広い庭でしぶしぶと遊ぶようになります。 もう長いこと、だれも入っていない庭園があるらしい……。 いままでなにも気にかけたことがなかったメアリは、その庭園が気になり、入り口を探します。 そしてついにある日、メアリはコマドリのみちびきで、その庭園の鍵と、入り口を見つけ、中に入ったのです! |
題 名 | 秘密の花園1 ふきげんな女の子 |
著 者 | フランセス.エリザ.ホジソン・バーネット |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-285335-4 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2022年1月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <T.H> 他人を思いやることができないメアリが、出会った人々の影響で少しずつ変わっていく様子にページを めくる手が止まらず、点訳のペースも上がったような気がします。 2巻の点訳も楽しみです。先輩方に手取り足取り教えていただき、初めての点訳が無事完成いたしました。ありがとうございます。 |
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