「私が死んだら、児童養護施設に遺産を寄付したいの――」
自称「おへそ曲がり」の老女からの依頼を受けて、敏腕弁護士が奔走する!
将来のある子どもたちに捧げる、心あたたまる感動ノンフィクション
彼女の「死」を、確実に「生」につなげる――
これこそ遺言執行者としての私の仕事である。
私がどれほどのことができるかわからないが、丹念に、
できるだけ多くの人々につなげなければならない。――<本文より>
題 名 | おへそ曲がりの贈り物 |
著 者 | 廣田尚久 |
ISBN | 978-4-06-213740-9 |
出版社 | 講談社 |
点訳巻数 | 全3巻 |
点訳完成 | 2015年1月 |
納品先 | 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <I.H> 初めて手がける大人向けの本であり、内容もずっしり重く、 初心者の私にとっては、ハードルの高い点訳であった。 点訳を進めていくうちに、児童養護施設の実態を知り、 日の当たりにくい子ども達に自分の思いを届けたい方と、その実現のため、 粘り強く誠実に取り組む弁護士の奮闘に心を揺り動かされた。自分では 手に取ろうとしなかっただろう本を点訳し、多くのことを学び、 忘れられない一冊となった。 |
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