半世紀以上にわたり日本文学・文化の研究に打ち込んできた著者が
出会った第一線の作家たち―谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、
大岡昇平、有吉佐和子、開高健、司馬遼太郎、大江健三郎、安部公房ら
18人との個人的な交友をふりかえり、当時の書簡なども
交えながら温かい筆致で綴ったエッセイ。
題 名 | 声の残り―私の文壇交遊録 |
著 者 | ドナルド・キーン |
出版社 | 朝日新聞社(朝日文芸文庫) |
ISBN | 978-4022641526 |
点訳巻数 | 全2巻 |
点訳完成 | 2011年10月 |
納品先 | 中央図書館 筑波大学附属視覚特別支援学校 サピエ図書館登録済み |
点訳者コメント | <S.S> ドナルド・キーンさんの”声の残り”を読んで、キーンさんの日本の文学に残された大きな足跡を想いました。 私たちにとって、なつかしい、日本の大作家たちの知られざる私生活のいろいろ を愛情あふれる筆跡で細かく描いて下さり、大変興味深く読ませていただきました。 川端康成・三島由紀夫のノーベル賞の行方等びっくりする記事が沢山あり、 晩年の三島由紀夫の様子等びっくりでした。 戦前から戦後までの長い間にわたり、ご苦労の多かったことと思います。 それでも、日本に帰化され、おげんきに活躍されておられるのを新聞などで 読ませていただき、益々のご発展を期待しております。 |
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